トランプ氏と台湾総統との電話会談は儀礼的 ペンス氏
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アメリカのトランプ次期大統領が台湾の蔡英文総統と電話会談を行い、中国が抗議したことについて、ペンス次期副大統領は「民主的に選ばれた指導者から単なる儀礼的な電話を受けたものだ」と述べ、問題はないという認識を示しました。
アメリカのトランプ次期大統領は2日、正式な外交関係がない台湾の蔡英文総統と電話会談を行い、両国の間で経済や安全保障の緊密な関係が存在することを確認しました。
アメリカと台湾のメディアは、外交関係を断って以来、次期大統領と総統が電話で会談したことが明らかになったのは初めてで、極めて異例だと伝えたほか、「1つの中国」の原則を掲げる中国政府は、電話会談に抗議するコメントを発表しました。
これについてペンス次期副大統領は4日、ABCテレビの番組の中で、「トランプ氏は、50を超える世界の指導者から電話で祝意を受けた。民主的に選ばれた台湾の指導者からも祝意を伝える儀礼的な電話があったにすぎない」と述べ、問題はないという認識を示しました。
そのうえで、「オバマ大統領がキューバの残忍な独裁者と接近しても称賛されるのに、なぜトランプ次期大統領が民主的に選ばれた台湾の指導者からの儀礼的な電話を受けて、議論を呼ぶのかわからない」と述べ、米中関係への影響を懸念する一部のアメリカ・メディアなどに反論しました。
アメリカと台湾のメディアは、外交関係を断って以来、次期大統領と総統が電話で会談したことが明らかになったのは初めてで、極めて異例だと伝えたほか、「1つの中国」の原則を掲げる中国政府は、電話会談に抗議するコメントを発表しました。
これについてペンス次期副大統領は4日、ABCテレビの番組の中で、「トランプ氏は、50を超える世界の指導者から電話で祝意を受けた。民主的に選ばれた台湾の指導者からも祝意を伝える儀礼的な電話があったにすぎない」と述べ、問題はないという認識を示しました。
そのうえで、「オバマ大統領がキューバの残忍な独裁者と接近しても称賛されるのに、なぜトランプ次期大統領が民主的に選ばれた台湾の指導者からの儀礼的な電話を受けて、議論を呼ぶのかわからない」と述べ、米中関係への影響を懸念する一部のアメリカ・メディアなどに反論しました。