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【JR留萌ー増毛廃止】
さよなら健さんの駅…95年の歴史に幕 最終列車に「とうとう行っちゃったね」と涙の別れ
1921(大正10)年に開業した北海道のJR留萌線の留萌-増毛(16.7キロ)が4日、最終列車の運行を終え、95年の歴史に幕を下ろした。故高倉健さん主演の映画「駅 STATION」(1981年)の舞台となった終点・増毛駅ではお別れセレモニーを開催。劇中に「風待食堂」として登場した店を切り盛りし、映画にも出演した多田令子さん(78)も、最終列車を見送った。(サンケイスポーツ)
最終列車は満員の約300人の乗客を乗せ、定刻より約20分遅れて午後8時10分に増毛駅を出発。約600人が見送った。地元のブラスバンドが「蛍の光」を演奏、住民らがペンライトを振って別れを惜しんだ。
駅の向かいにあり赤い屋根が特徴の旧多田商店は、「駅-」の劇中に「風待食堂」として登場。多田さんは「健さんが生きていて、駅がなくなるのを知ったら何と言ったかねえ」と静かに語った。