どうも、ハシケン(@conteanime)です。
2016年からGoogleがAMPというものを推進するようになりました。
自分のようにブログサイトを運営している者は、Googleの声って基本無視出来ないので可能なものは対応していくんですが・・・このAMPに関してだけはちょっとしんどいことが起きたので備忘録的にまとめておきます。
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目次
AMPとは?

AMP(Accelerated Mobile Pages)とはGoogleとTwitterで共同開発されている、モバイル端末でウェブページを高速表示するためのプロジェクト、またはそのためのフレームワーク(AMP HTML)のことです。
※SEO HACKSより引用
要はスマホでネットを見る人が多くなってきたからスマホで見る環境を改善しよう、ページの読み込みを早くするための必要な対応をしていこうって話です。
理念的にはユーザー目線に立ってますし、至極ごもっともな話なわけです。
ただこういうのって、自分のようなブログを運営している側はとにかく振り回されちゃうわけです。
気にせずほっとくと時代から取り残されてブログの閲覧数が下がる(=PVが減る)からやるしかないという・・・半ば脅迫的なお達しでもあるんですね。Google様のいうことにゃ逆らえないなー・・・と。
※AMPについてよりくわしく知りたい場合は、下記のサイト様が参考になります。
AMPのメリット・デメリットってなに?

AMPのメリットとは?
おおきく3つほどあると言われています。(上のサイト様などを参考に簡単にまとめています)
① サイトの読み込み速度が上がり、滞在時間や回遊率が上る可能性がある
AMPに対応しているサイトは、クリックして開くとたしかにものすごく早いです。冗談じゃなく一瞬で繋がります。
スマホで検索して、AMPと左上に表示されてるものが対象なので試してみて下さい。※PCからは見れません。
② 検索表示でAMP用の欄に載るので、人の目に止まりやすくなる
検索結果のページの上部に、AMPサイト専用の欄(カルーセル部分)のようなものが出る場合があります。
AMP対応しているとそこに載る可能性があるので、自然と人目についてクリックされる可能性が上がります。
③ SEOで上位に上がる可能性がある
今のところGoogleは検索順位に反映していませんが、最近のスマホへの力の入れっぷりから見てもいずれその時はやってくると言われています。
AMP対応しているサイトのほうが、未対応のものよりも上に来るようになるかもしれない・・・という話です。
AMPのデメリットとは?
① サイトのデザインが崩れる可能性がある
とにかくこれが痛すぎます、AMPのプラグインを入れるとスマホ用に対応しているサイトでも全く反映されない部分がかなり大量に発生します。

絵やデザインも込みで他サイトとの差別化やブランディングを行っている当サイトのような場合、致命的な結果になりかねません。
② サイト次第で対応方法が変わるので手間
ブログやサイトごとに当然システムやテーマも異なるので、AMPに対応させる手段もばらばらになります。
ベストなものを探して反映させるためには、当然時間がかかります。
AMPのプラグインを自分のブログに入れてみたら・・・?

デメリットはキツイにせよ、Googleが推進しているならひとまず一度はやっておこうか・・・となるわけです。
WordPressを使ってるサイトならプラグインという機能追加ソフトをインストールするだけでAMP化できるので試さない手はないんですね。
ダメならプラグインを外せばいい話なんで、とりあえず当サイトも入れてみました。
・・・2016/11/20のことでした。
入れたからっていきなり全てのページがAMP対応になるんじゃなくて、Googleのクローラーという巡回ロボットが回ったページから順次AMP対応されていきます。なのでプラグインを入れてしばらくは、同じサイト内にAMP対応・非対応のページが混在します。
大体5日ほどでサイト内のすべてのページがクロールされて、この【コンテアニメ工房】というサイトは晴れてAMP対応になりました!
・・・・・・2016/11/26頃だったでしょうか。
実は当サイトはありがたいことに、ここ数ヶ月ほどPVが右肩上がりで順調に推移してました。
当然、一日の中でPV多い時少ない時の数もGoogleアナリティクスのリアルタイムを見たり肌感なんかでつかんでるんですが・・・どうも月の前半よりもパワーが落ちてきてるかなと、ちょっと感じ始めた頃です。
とはいえもちろん、日によってPVは結構上下するものなので
『まあ最近忙しくてブログ記事ぜんぜん更新できてないもんな・・・』
ってことで納得してしまいます。そして実はこの段階で、AMPのプラグインを入れたことをほぼ忘れていました。
そしてプラグインを入れて10日ほど経った11/30頃、いよいよPVのふるわなさがひどく目につきだします。
とうとう12/1、しばらく見なかったような日間PVを記録してしまいます。
あろうことか次の日はさらに微減し、浮上の気配すらまるで見えません。
もう泣きそうになります。
・・・・・・とここでようやく、
『まさかこれ、AMPのプラグインのせいじゃないよな?』
と思いいたりました。
そしてプラグインを入れてから12日ほどになる12/2の夜9時、プラグインをついに無効化します。
あっという間にPV回復!?
プラグインを外した途端、入れる前に日常的に見ていたリアルタイムの人数にすぐ戻りました。
その後はウソのように回復し、あろうことか2日後にはこれまでバズ以外でいかなかったPV数にまで到達してました。
『な、なんなんだいったい・・・?』
としかいいようのない、約2週間に渡る悪夢のような日々でした。

AMPの現状での対応について

その後SNSなどで色々な人と話したり意見を聞いたりして少し見えてきた部分があったので、最後にまとめておきます。
プラグインでサクッとAMP対応は現状まだ厳しい
対応自体は確かにしてくれます、でもプラグインだけで100%理想の状態にはならないと思っといたほうが無難でしょう。
当サイトで使っている「ハミングバード」というテーマはページ内の様々な場所に導線など配置してるんですが、AMPプラグインを入れたらそれが大幅にカットされてしまいました。
たしかにプラグインだけでAMP対応は可能です、ただ現状では失うものがPVにしてもデザインにしてもちょっと多すぎます。まだ無理してやるべき時期ではないかな・・・というのが素直な感想です。
もう少し様子を見てもいいのかもしれない
自分もそうですが、どうしてもGoogle対応って急いじゃうんですよね。対応しない時の損失があまりに大きく感じられて、ブログ経由で広告収益出したりビジネスしてたら絶対見逃せない部分になりがちです。
ただし、今回のような件に関しては失うものと得るものをしっかり天秤にかけて判断するしかないと思います。少なくとも自分のサイトでは失うものがあまりに大きすぎました。
今後改善されていけばまた検討もしたいと思いますが、今の時点で無理して手を出すことないな・・・というのが率直なところですね。
さいごに、

スマホでぜひ一度AMP対応のサイトを開いてほしいんですが、実際むちゃくちゃ速いんです。
AMP自体はやっぱりすごい技術ですし、ユーザー目線煮立った素晴らしい試みだと思います。
ただ、今回の自分のようにプラグインでAMP対応させてるサイトに関しては一律で同じようなデザインになってしまうので読み手が見てても正直つまらないんじゃないかな・・・と思います。
下手すると記事の文字情報のみをひたすら消費されるだけになって、サイトごとの個性なんか全く反映されなくなってしまいます。
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