危機に立つ日本の科学力(1)躍進中国の背中遠く
スパコン世界首位 今は昔 国際共同の研究乏しく

2016/12/5付
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日本経済新聞 朝刊
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 日本の科学技術力に危険信号がともっている。3年連続でノーベル賞受賞者が決まる一方で、研究水準の低下を懸念する声があがる。最近の研究現場は短期的な成果を求められ、じっくり取り組む環境が乏しくなっている。イノベーションを目指す企業の研究開発にも陰りがみえる。このまま衰退していくのか、立て直す道はあるのか。実情を探った。

 科学技術立国ニッポンの存在感は世界でも薄れてきた。科学技術分野でも中国の躍進が鮮明だ。…

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