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【ドラニュース】

荒木から直倫へ 二遊間の技注入

2016年12月5日 紙面から

 中日・荒木雅博内野手(39)が4日、愛知県警港警察署の一日署長を務めた。6度のゴールデングラブ(G・G)賞受賞歴を持つ名手は、二遊間の後継者育成に意欲満々。遊撃に定着した堂上直倫内野手(28)に知識と経験のすべてを注ぎ込み、同賞獲得の手助けをする考えを明かした。

 テーマは継承。荒木は、グラウンドに立つ者だけが察知できる「空気」のかぎ取り方を、堂上に教えるという。

 「二遊間がしっかりすれば、チームとして強くなります。ボクには井端さんという存在が大きかった。グラウンドにいないと分からないこともありますし、そういうことも含めて井端さん(現巨人内野守備走塁コーチ)から言われたことのすべてを伝えていきたい」

 荒木が堂上を指名したのは、堂上をG・G賞挑戦の有資格者だと認めているから。今季は巨人・坂本が110票を集めて初受賞。広島・田中の85票、DeNA・倉本の32票と続き、堂上は4番目の28票。だが「直倫は肩の強さ、送球の正確性で言ったら、取れていてもおかしくない。受賞するための手助けは惜しみません」と話す。

 堂上の課題は二遊間への打球の動き。これは目で見れば分かる。「シーズン中もベンチで教えました。オフの間も、しっかりやってくれていると思います」という。

 

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