川崎鶴見臨港バス(川崎市川崎区)の労働組合は4日、川崎市内や横浜市内などで運行する約40路線のうち1路線を除き、始発からストライキを実施した。同社によると、終日では約4000便が運休、影響人員は約10万人に上るという。同社のストライキは1980年4月以来。
同社によると、労働組合との労使交渉で、ラッシュ時の便を運転する社員の勤務体系について意見が折り合わず、ストライキに突入したという。
同社は京浜急行電鉄の子会社。この日は約40路線のうち、横浜市の補助金を受けて運行しているJR鶴見駅東口-江ケ崎間の路線のみ、通常通り運行された。【藤沢美由紀】