イタリア国民投票 憲法改正反対派優勢との報道
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イタリアで4日行われた、レンツィ首相の事実上の信任投票と受け止められている憲法改正の是非を問う国民投票は、日本時間の5日午前7時から開票作業が始まり、現地のメディアは、出口調査の結果として、現時点では反対派が優勢だと伝えています。
イタリアの国民投票は、議会上院の権限を縮小し原則として下院の承認だけで政府を信任し法案を可決できるようにする、憲法改正の是非を問うもので、投票は日本時間の4日午後から行われ、5日午前7時に締め切られ、開票作業が始まっています。
現地のメディアは、出口調査の結果として、現時点では反対派が優勢だと伝えています。
憲法改正をめぐって、レンツィ首相は議会を改革することで安定した政治を目指すと訴えていますが、政府や既存の政党に対抗する新興政党「五つ星運動」は政府の権限強化を狙ったものだとして、強く反対しています。
今回の国民投票について、レンツィ首相は否決されれば辞任する可能性も示唆していることから、事実上の信任投票と受け止められていて、結果によっては政治が不安定化し、市場に影響が広がることも懸念されています。
レンツィ首相はこのあと日本時間の午前8時ごろから、報道陣の前に姿を見せると見られていて、発言の内容が注目されます。
現地のメディアは、出口調査の結果として、現時点では反対派が優勢だと伝えています。
憲法改正をめぐって、レンツィ首相は議会を改革することで安定した政治を目指すと訴えていますが、政府や既存の政党に対抗する新興政党「五つ星運動」は政府の権限強化を狙ったものだとして、強く反対しています。
今回の国民投票について、レンツィ首相は否決されれば辞任する可能性も示唆していることから、事実上の信任投票と受け止められていて、結果によっては政治が不安定化し、市場に影響が広がることも懸念されています。
レンツィ首相はこのあと日本時間の午前8時ごろから、報道陣の前に姿を見せると見られていて、発言の内容が注目されます。