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尊敬できる先輩との出会いが宝物です

UPDATE:2015年7月22日

帝塚山中学校・高等学校 卓球部 インタビュー

現在、中高併せて80名近くの部員が在籍する帝塚山中学校・高等学校卓球部。見た目以上にハードなスポーツと部員が口を揃える通り、練習風景からも熱気が感じられます。精神面での強さも必要とされる卓球の魅力や、クラブを通して成長できたことなどについて、部員の皆さん、そして顧問の堀内先生に伺いました。
卓球台が14台並んだ体育室に、独特の球音が響きます。
卓球台が14台並んだ体育室に、独特の球音が響きます。
卓球台が14台並んだ体育室に、独特の球音が響きます。
サーブの前の一瞬の静寂。見ているだけでも緊張してしまいます。
サーブの前の一瞬の静寂。見ているだけでも緊張してしまいます。
サーブの前の一瞬の静寂。見ているだけでも緊張してしまいます。
高校生の使用する球は種類が違うため、混ざらないように網ですぐに拾います。
高校生の使用する球は種類が違うため、混ざらないように網ですぐに拾います。
高校生の使用する球は種類が違うため、混ざらないように網ですぐに拾います。
体育室前の通路では、中学1年生が基礎練習に励んでいます。台を使っての練習が待ち遠しい!
体育室前の通路では、中学1年生が基礎練習に励んでいます。台を使っての練習が待ち遠しい!
体育室前の通路では、中学1年生が基礎練習に励んでいます。台を使っての練習が待ち遠しい!
練習も白熱し、次第に激しい打ち合いに。
練習も白熱し、次第に激しい打ち合いに。
練習も白熱し、次第に激しい打ち合いに。
左から堀内先生、Nさん、K.Uさん、Kくん、Kくん

卓球は想像以上にハード!
でも、うまくなるほど楽しい

卓球部への入部動機を教えてください。
【Y.Kくん】
中学では、やったことのないスポーツを始めたいと思っていたところ、体験入部が面白かったので、入部を決めました。

【J.Kくん】
先輩方が卓球をしている姿が熱心で、楽しそうだったのが印象的で、僕もやってみたいと思ったのがきっかけです。

【K.Uさん】
私も初心者からのスタートなのですが、先輩のように強くなれるのであれば、自分も頑張りたいと思えたので、入部を決めました。

【Y.Nさん】
私は小学校の時に入っていた卓球部がそれほど熱心なクラブではなくて、中学に入ったら真剣にやってみたいという思いがありました。見学に行ったときに先輩方の雰囲気を見て、いいなと思ったので入部しました。
ほとんどの皆さんが初心者からのスタートなんですね。入部してからイメージと違った部分などはありましたか。
Kくん
Y.Kくん
【Y.Kくん】
卓球は、それほどしんどそうに見えなかったんですが、やってみたらすごくハードなスポーツで、それが一番のギャップかなと思います。

【Y.Nさん】
私は少しだけ経験がありましたが、正しい打ち方などをして初めて、こんなに体を使うスポーツなんだと実感しました。
先ほど練習を見学させてもらいましたが、練習場に入れないくらい部員数が多いのでびっくりしました。
【Y.Kくん】
練習場の外で基礎練習をしていたのは中学1年生で、ラケットに球を当てる感覚をつかんだり、素振りでフォームを固めるのが中心ですが、中1でも1日30分くらいは卓球台に向かいます。学年が上がるごとに台に向かう時間が増えていきます。

【Y.Nさん】
ラリーが続くのが楽しくて、下級生の頃は空いている教室の机をつなげて、台の代わりにして練習したこともありました。

みんなで、最後まで、
取り組む大切さを学べる場

卓球部で良かったことや、自分が成長したなと思う部分はありますか。
Nさん
Y.Nさん
【Y.Kくん】
練習も楽しいのですが、試合の時の緊張感が独特で、精神的な要素が非常に試合を左右するところが面白いです。気持ちの面で強くなれたので、卓球以外のことでも中途半端にせず、最後までやりきる力が鍛えられたと思います。

【J.Kくん】
試合で緊張して、練習通りのことが上手にできないこともあるのですが、何とか点数が入るようにやり方を変えたり、緊張した場面でもしっかり考えながら切り替えができるようになってきたと思います。

【Y.Nさん】
中学の時に全国中学校卓球大会の団体戦で奈良県1位になったのですが、その時にレギュラーだけでなく、部員一丸となって団結する素晴らしさを知れたことが、とても良かったです。

【K.Uさん】
卓球は1人でする競技ですが、団体戦となると自分のプレーや「勝ち」がメンバーに大きな流れを作ることができるんです。そのことをみんなで喜べるのが楽しいなと思います。私たちの学年は最初の頃はまとまりが弱かったのですが、今では夏の近畿大会に向けて気持ちを強く持って練習できていると思います。
何か意識を変えるきっかけのようなものがあったのですか。
K.Uさん
K.Uさん
【K.Uさん】
やはり先輩の姿を近くで見て、私たちもああいう風になりたいと思ったのが大きいと思います。
先輩であるY.Nさんは、後輩に意識して伝えていることはありますか。
【Y.Nさん】
学年の上下やレギュラーとか関係なしに、みんなでやることの大切さを伝えているつもりです。
帝塚山中学校・高等学校は男女併学で、高校の一部を除いて、授業は男女別々ですが、クラブは同じ空間で行っているんですね。一緒に練習することでお互いメリットに感じることはありますか。
【Y.Kくん】
基礎練習は男女別で行っていますが、練習試合などをすると、女子の細かく繋げるというプレースタイルは男子にはないものなので勉強になります。

【Y.Nさん】
女子は男子のパワフルな球を受けられるのが、自分たちの強さにつながると思います。

クラブがあることで
勉強にもリズムができる

中学では必ず全員がクラブに所属するそうですが、高校では希望者のみの所属だそうですね。勉強との両立はどのように行っていますか。
Nさん
Kくん
【Y.Kくん】
僕は高3ということで、まさに受験生なわけですが、以前からクラブを続けたいという思いがあったので、先取りで勉強するようにしていました。

【J.Kくん】
クラブがある日の方が、勉強も集中して頑張れていると思います。

【Y.Nさん】
家に帰ってから2時間くらいを勉強時間にしていますが、私もクラブをしている方がリズムが作れて、集中して質の高い勉強ができるように思います。中1の時は「女子特進Ⅰコース」でしたが、今は「女子英数コース」になりました。

【K.Uさん】
私は通学時間が片道1時間半くらいかかるので、帰ってからではなく、朝起きてから勉強するようにしています。数学などのしっかり時間を取りたい科目は、休みの日にします。暗記科目は通学中や休み時間などにやって、隙間の時間を上手に使うようにしています。
最後に、卓球部、そして帝塚山中学校・高等学校の魅力を教えてください。
【Y.Kくん】
施設が充実していて、快適な学生生活が送れると思います。卓球部は先輩が後輩にどんどん話しかけていって仲を深めるという環境が、伝統的にあるので、縦の関係がとても良いところが自慢です。

【Y.Nさん】
学園祭や部内の卒業生を送る会など、親交を深められる行事があるのも楽しみのひとつだと思います。あと、高3の夏までクラブを続けていた先輩でも難関国公立大学に合格された方がたくさんいらして、そういったOBやOGの方からもアドバイスをいただけるのがありがたいです。

【J.Kくん】
どこのクラブにおいても言えることかもしれませんが、高校生の親しい先輩ができるのはとても貴重な経験だと思いますし、勉強もクラブも頑張っている先輩の姿は励みになると思います。

【K.Uさん】
男子も女子も素敵な先輩が多く、尊敬できる先輩に出会える学校ですし、中でも卓球部は先輩からいろいろなことが学べるクラブだと思います。
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