医師の適正配置に向け 勤務実態など初の全国調査へ
地域や診療科によって医師の不足や偏りが深刻になっていることから、厚生労働省は、医師を適正に配置するため、全国のおよそ10万人の医師を対象に勤務実態や勤務先の意向などを調査することを決めました。
医師の配置をめぐっては、都市部に集中したり、産科や小児科などが不足しているため、地域や診療科によって医師の不足や偏りが深刻になっています。
このため厚生労働省は、地域や診療科ごとに医師を適正に配置するためには、各地の医師の勤務実態や勤務先の意向などを把握する必要があるとして、大がかりな調査を行うことを決めました。
調査の対象は、全国から無作為に選んだ1万2000の医療機関に勤務するおよそ10万人の医師で、具体的には、1週間の勤務時間や当直の回数、収入などのほか、どのようにキャリアを積みたいかや、地方で勤務する意向があるかなどを聞く質問票を郵送するということです。
回答の締め切りは今月下旬だということで、早ければ来月にも調査結果をまとめる方針だということです。
厚生労働省は「調査結果を詳しく分析することで医師不足の解消だけでなく、女性医師の勤務環境の改善にもつなげたい」としています。
このため厚生労働省は、地域や診療科ごとに医師を適正に配置するためには、各地の医師の勤務実態や勤務先の意向などを把握する必要があるとして、大がかりな調査を行うことを決めました。
調査の対象は、全国から無作為に選んだ1万2000の医療機関に勤務するおよそ10万人の医師で、具体的には、1週間の勤務時間や当直の回数、収入などのほか、どのようにキャリアを積みたいかや、地方で勤務する意向があるかなどを聞く質問票を郵送するということです。
回答の締め切りは今月下旬だということで、早ければ来月にも調査結果をまとめる方針だということです。
厚生労働省は「調査結果を詳しく分析することで医師不足の解消だけでなく、女性医師の勤務環境の改善にもつなげたい」としています。