al arabiya net は、イランと米国が対イラン制裁延長問題で対立しており、イランは米国が合意を破れば、ウラン濃縮再開も辞さないとしているとの記事を載せています。
イランの核問題であれば、米メディアの方がはるかに情報は豊富なはずで、あえてアラビア語メディアの乏しい材料からの記事を紹介する必要もないとは思いますが、この問題はおそらく、トランプ政権が発足した後で、米の中東政策で最大の問題になるのではないかと思われるので、取りあえず件の記事の要点のみ書いておきます。
米上院が対イラン制裁を更に10年延長すると表明してから、イランは核合意の廃棄の可能性をほのめかし、両国間委綱引きが続いている。
米上院は、イランが核合意を誠実に実行しなければ、対イラン制裁を10年延長するとしているが、他方イラン議会も核問題について、合意以前の状況に戻す決議案を検討中である。
米大統領府報道官は、制裁の延長は不必要で、重要なことは合意の実施確保であるとしているが、オバマは任期終了間際に制裁延長法案に署名するとみられている。
イラン側では米国が合意に反しているとしており、ハメネイ等の強硬派は、ロウハニ大統領の責任を追及している
(この点で確か先日ハメネイは合意は既定の路線であるとして、ロウハニを擁護していたと思うが、報道のまま)
https://www.alarabiya.net/ar/iran/2016/12/03/ردا-على-واشنطن-طهران-تعتزم-العودة-لتخصيب-النووي.html
イランの核問題であれば、米メディアの方がはるかに情報は豊富なはずで、あえてアラビア語メディアの乏しい材料からの記事を紹介する必要もないとは思いますが、この問題はおそらく、トランプ政権が発足した後で、米の中東政策で最大の問題になるのではないかと思われるので、取りあえず件の記事の要点のみ書いておきます。
米上院が対イラン制裁を更に10年延長すると表明してから、イランは核合意の廃棄の可能性をほのめかし、両国間委綱引きが続いている。
米上院は、イランが核合意を誠実に実行しなければ、対イラン制裁を10年延長するとしているが、他方イラン議会も核問題について、合意以前の状況に戻す決議案を検討中である。
米大統領府報道官は、制裁の延長は不必要で、重要なことは合意の実施確保であるとしているが、オバマは任期終了間際に制裁延長法案に署名するとみられている。
イラン側では米国が合意に反しているとしており、ハメネイ等の強硬派は、ロウハニ大統領の責任を追及している
(この点で確か先日ハメネイは合意は既定の路線であるとして、ロウハニを擁護していたと思うが、報道のまま)
https://www.alarabiya.net/ar/iran/2016/12/03/ردا-على-واشنطن-طهران-تعتزم-العودة-لتخصيب-النووي.html