やっぱりそうなったか。。。
ユーザーの行動問い合わせやメールの開封/未開封、資料ダウンロードなどのアクションをきっかけに「コンテンツ離脱後」の顧客エンゲージメントをスコアリング ⇒ マーケティング活動を自動化していく世界最大規模のMAツール『Marketo(マルケト)』。
そしてそれとは対照的に「コンテンツ接触中」のユーザー行動を軸に『○○した / してない人』に対するリアルタイムなキャンペーン通知などを得意とするweb接客ツール『KARTE(カルテ)』。
どっちもそれぞれに強みを持っていたため、「どっちを導入したらいいですか?」なんて相談されることも多かったこの2つですが、なんとついに データ連携しちゃう らしいです。(提携とかじゃなく連携)
この2つのサービスがデータ上で連携するということは、つまり以下のようなことが可能になるということ。
KARTE 自体が非常に細かいアクセス情報や行動ログを取得してくれているので、例えば上記のような行動&リストの掛け合わせアクション指定などが可能になるみたいですね。
もちろん Marketo のスコアリング機能(顧客の属性・行動・購買意思などにあわせて設定可能)も連動して動かせるようになるらしく、例えば…
なんてことも可能になるっぽいです。
ちょっと上記の例みたいなところまでゴリッゴリに設定してしまうと色々面倒くさそうですが、それでもこれはかなりクールで実用的なデータ連携。
もう「どっちを導入したら…?」とか言ってないで、両方導入するってのが正しい回答になってしまいそうですね。
このデータ連携がスタートすることで、いよいよリアルタイムに近い感覚の1to1なマーケティングが可能になるかもしれません。
webサイトを見るという行動が『ユーザーが一方的に情報を見ているという状況』から『提供者側から接客を受けている状態』に変わっていく…といった感じでしょうか?
いちユーザーとしてであれば、まだなんとなく「えぇー気持ち悪いな…」と思わなくもないですが。そこをユーザーに気持ち悪がられないよう設計していくのもまた、マーケターの腕の見せ所…なのかもしれないですね。
ちなみにリリース本文によれば、既にこのデータ連携を「BIZREACH(ビズリーチ)」「 freee(フリー)」「 Viibar(ビーバー)」の3社が先行実装して利用しているそう。
具体的にどんな仕込みを行い、その結果どんなリーチ獲得率の変動があったのか。こちらも追って取材記事公開していきたいと思います。
ではまたー。