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真珠湾関連の無線日誌発見 送信所、2カ月前から緊迫

 日米開戦の口火を切った真珠湾攻撃で、旧日本海軍が潜水艦に向け、軍事情報の無線送信に使ったとされる「依佐美送信所」(愛知県刈谷市)の当時の稼働状況が記された業務日誌が見つかった。具体的な内容は分からないものの、攻撃2カ月前の1941年10月中旬からほぼ連日稼働し、事態が緊迫していく様子が読み取れる。共同通信が刈谷市に情報公開請求し、4日までに確認した。

 真珠湾攻撃から8日(日本時間)で75年。国家機密だった戦時の軍事通信に関する情報はほとんど残っていない。開戦に向かう旧日本軍の足取りを検証する上で日誌は貴重な史料だ。

(共同)

 依佐美送信所の真珠湾攻撃当日の業務日誌記録(愛知県刈谷市提供)

 依佐美送信所の真珠湾攻撃当日の業務日誌記録(愛知県刈谷市提供)

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