2016-12-04

日本死ね」が理解できない

そんなに嫌だったら日本から出ればいいじゃない。

憲法には日本で生まれたら絶対日本に住まなければならないなんて明記されてないし、法的にも何も強制してないし、それどころか海外に行く自由日本は認めてんだからさ。

国籍永住権を与えたいほどの技能習得していたら諸手を挙げて受け入れてくれる国だってあんじゃん。

あるいは一定額以上の投資をしたら永住権をくれる国だってある。

もしあなた特筆すべき技術も有していなくて、ただの社会の徒食者のような人間であるのならば、受け入れてくれる国があるかは知らないけどね。

そりゃ主義主張ばかりが強くて、何の苦労もしなくて社会保障制度を蝕んでいく人間なんて、どこの国もお断りだろうよ。

断られたとき自分を呪うか、自分がその程度の人間なんだときちんと認識して受け入れてください。

考えてもみてよ。

全く知らない人があなたの家で「帰る家もお金もない…助けて」と声をかけてきた。

かわいそうだからという理由で受け入れたら、老後のために貯めていたお金を毟り取られるんだよ。

かといって、その人は家事をするわけでもなく、ただ家の中で腹が減った、娯楽が欲しいと大声で叫び続けるんだ。

しかし、その人がピアノ上手でどこかで稼いできたり、あるいは積極的家事を手伝ったり、家のことを協力的にしてくれるんだったら、受け入れて良かったと思うんじゃないかな。

そもそもピアノ上手で稼げるレベルなら、誰かに頼ることはしないのかもしれないけどね、つまりそういうことだと思う。

個人的には日本社会は十分すぎると思っている。

私程度の納める数万円程度の税金で、一体何mの地道を舗装できるんだろうと考えときがある。

補修などのランニングコストを考えたら、もしかしたら数cmにも及ばないかもしれない。

その道路を使って保育園にも行くだろうし、勤めにも出るだろうし、遊びにも行く。

海外赴任経験から、雨が降ったあとに外を出歩いても泥で裾が汚れないというだけでも、かなりありがたいと思っている。

そもそも論なんだけど、何でそんなに日本固執してんの?

日本結婚をして、日本子どもを産んだのは君たちが選択した結果でしょ?

だれも日本結婚をしなければならない、日本子どもを産みなさいと強制したわけじゃない。

例えばアメリカに住みたかったら、ハワイかどっかで出産して、将来は子ども保証人にしてグリーンカードでも取得したらいいじゃない。

それがダメかどうかはアメリカが決めることで、アメリカにとってあなた移民として受け入れる価値があるかは知らないよ。

それで断られたら「アメリカ死ね」とでも言うのかしら。

しかしたら、私は「日本死ね」という人のことが理解できないのではなく、理解したくないのかもしれない。

私は日本が好きだ。

から日本に帰ってきたし、日本に骨を埋めたいと思う。

そうであるからこそ、私は日本を良い方向に変えていきたいと思う。

さな個人ではあるけれど、もっと住み良い日本にしたいから諦めたくない。

確かに斜陽な国なのは間違いはないと思うけどね、住みやすい国を作る可能性はゼロじゃないよ。

それでも「日本死ね」と言われるのであれば、それは私に対して「死ね」と言っているものと同様であることを知って欲しい。

他人に対して容易に「死ね」と口にする人ほど、関わりたくはないと思うし、恐ろしいものはないと思う。

トラックバック - http://anond.hatelabo.jp/20161204222654

記事への反応(ブックマークコメント)