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遭遇
メタルギア これを知っているものは多いだろう、コナミから発売されたステルスアクションゲームだ。このシリーズの話の濃さは高い評価で、キャラクターも有名なものが多い。台詞だって聞いたことがあることぐらいあるはずだ。
「待たせたな」
僕たちはいつだってこのセリフを待っていて、聞くたびに痺れた。そんなメタルギアソリッドも ファントムペイン によって幕を下ろした。これから話す物語はメタルギアに憧れて民間軍事組織に入ったボク自身のお話だ。
僕はメタルギアシリーズが大好きだ。いまだって輸送中のトラックの中で伊藤計劃の書いたメタルギアソリッド4を読んでいる。いまの御時世アナログで読んでるボクは珍しいもので、回りからは好奇の目で見られている。実際これはもう慣れた。馬鹿め軍人たるものメタルギアシリーズは知っておくべきものだろうに。まぁ僕はスニーキングミッションを行うわけでもなく、民間軍事組織の一員として代理戦争を行っている。全く4と変わらない気がするが、それはファンとしてはメタルギアの世界を体験しているようなもので、大変ウレシイのだが。
僕の戦闘能力は以外にも高かったらしくこの仕事について三年にもなる。まぁいつ死ぬか分からないし、運が良かったってこともある。おや……目的地に着いたようだ。僕はボクが使うものに対してはかなりこだわっている。弾が詰まらないようにするためだ。硝煙の香りのする戦場へと一歩足を踏み入れた。
iD統制された世界ではないのはかなり助かる。他人の弾とか奪えなくなるからな。この世界には雷電みたいなのもいないし、月光なんてものもいない、いるのはただ僕たちと同じく雇われた政府の道具だけ。いつも自分の意思では闘っていない。僕たちは駒だ。すると上空を大型輸送機が通ったらしく、大きな影が通った。上から何か落ちてくる?爆弾か?ボクはかけだした。逃げるために。手遅れなのは分かっていたが。
どぉーぉん
鈍い何かが落ちた音のほかには何も聞こえなかった。が煙でよく見えなかったが、突然機械がきしむようなうなり声が聞こえた。
「メタル……ギア?」ボクはつぶやくとともに全身にアドレナリンが分泌された。
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