詐欺防止に役立つか 「偽サイト」自動判別技術

兵庫県立大学の教授らが偽サイトを自動で検知する仕組みを開発 98%の確率で判別

記事まとめ

  • 兵庫県立大学の申吉浩教授らが、兵庫県警と楽天の協力のもと偽サイト検出の技術を開発
  • コンピュータ言語のパターンに着目し、98%の確率で偽サイトを判別できるという
  • 「偽HPが検索上位にくるグーグルのアルゴリズムもなんとかして欲しい」という意見も

詐欺防止に役立つか 「偽サイト」自動判別技術

詐欺防止に役立つか 「偽サイト」自動判別技術

偽サイト自動判別の技術開発に協力した楽天 ※この画像はサイトのスクリーンショットです

通販サイトで買った商品が届かない──。近頃増加しているという「偽サイト」による通販詐欺被害を食い止めるべく、「偽サイト」を自動で検知する新技術が開発された。

神戸新聞は11月30日、兵庫県立大学の申吉浩(しんひろよし)教授が中心となって、兵庫県警と楽天の協力のもと、偽サイトを自動で検知する仕組みを開発したと報じた。サイトを作成する際に使用する「コンピュータ言語」のパターンに着目、98%の確率で偽サイトを判別できるという。当面は、楽天の偽サイトを対象として、偽サイト接続時に警告を表示するシステムなどを開発していくとのことだ。

「偽サイト」の自動判別技術について、ツイッターでは、

「これは助かる」
「ネットをあまりやらない高齢者とかには便利だな」
「素晴らしいな。本当に数字通りの性能なら、ブラウザのプラグインとして提供して欲しい。 むしろ各ブラウザが標準で搭載するべき。スマホはプラグイン無いんだし」

など、期待する声も多い。しかし、

「素晴らしい技術だと思うけど、突破して来る偽サイトに騙されるユーザーが出て来るだろうね。鍵屋と金庫破りの戦いみたいな感じ」
「サイト作成に使われる『コンピューター言語』の組み合わせで、偽サイトを見分けるようだが、これも、いたちごっこになりそうな予感が…」

と、対策を講じる偽サイトが登場するのではないかとの予測もあった。また、

「本来はヤフーやグーグルなどの検索サイトにやってもらわないと。。。」
「偽サイトが簡単に検索上位に出てくる、グーグルのアルゴリズムもなんとかしてほしい」

など、検索結果に偽サイトが出ないよう、検索サービス側も対応すべきだとの意見も。

今回の自動判別技術の開発は、間違いなく偽サイトの詐欺被害防止につながるものだろうが、詐欺撲滅を目指すには、さらに多角的な対策が必要となりそうだ。
(小浦大生)


※当記事は2016年12月03日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。

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