以下、衆院委員会採決の直後に行われた安住代表代行の会見からの引用。
ナルホド、このような法案を閣法ではなく議員立法として提出をしている安倍自民は姑息だと。それではここで、朝日新聞が同日に報じた民進党・前原議員のコメントを見てみましょう。以下、12月2日の朝日新聞より。
(3:25あたりから)
安住氏:
「推進したい議員の人達の気持ちは判るけど、本来賭博に関係する法案は、議員立法ではなくて、内閣の責任で出さなきゃダメなんですよ。何故かと言えば、そこには刑罰が関わって来るし、他の賭博との関係とか、それこそ今、依存症の皆様の家族の会が懸念しているように実際今、行われているギャンブルですら我が国では依存問題というのが出ているワケでしょ。
そういう意味では、家庭を豊かにする法案ではなくて、家庭を壊す法案だから、こんなことを粗い議員立法で提出して通させようと思う心が安倍さん、やましいもん。閣法でキチッと出して重要法案として政府が責任をもってちゃんと国民に提案するんだったら議論の遡上にのぼって、通常国会でやりゃぁ良いんですよ。」
カジノ法案「日本で楽しむ選択肢増やす」 民進・前原氏…ということで、現在衆院で審議が行われているIR推進法案は、そもそも民主党政権の前原国交大臣の時代に当時超党派議連に参加していた民主党議員の手によって作成され、今の様な議員立法の形式で提案されたものです。まぁ、その法案を作成した議員はその後の民主党内のゴタゴタで党を離れ現在は維新の会に居るワケですが(小沢鋭仁議員)、当時の民主党は本議員立法を政調会にかけ、提出直前まで行きましたね。そのような一連の流れをその時に主導したのが、前原議員であるのは朝日新聞によせているご自身のコメント通りであります。
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASJD26604JD2UTFK01G.html
■前原誠司・民進党IR推進議員連盟顧問
(カジノを含む統合型リゾート〈IR〉の整備を政府に促す議員立法は)私が国交大臣のときに、海外からのお客さんを増やそうということの一環で検討を始めた。私はどちらかというと賛成派だ。
ということで、安住議員のいう通り、この法案が本来は閣法で提出がなされるべきものだとするのならば、なぜあの時、元々閣法として提出することを前提として作られていた法の試案を、わざわざ議員立法に書き直して提案をしたのか? 現・政権に対して「やましい/姑息だ」などと非難する前に、まずはご自身のお仲間の前原議員にその辺の理由を聞いてみては如何でしょうかね。
正直、今、民進党さんは自民党との対決姿勢を明確化するために、旧・民主党時代にこの辺の一連のカジノ合法化論議に携わっていた所属議員を隅に追いやってしまっていますから、逆に当時から現在に至るまでの様々な経緯を現・執行部の皆さんがあまり判っていらっしゃらないご様子。私の目から見ると非常に痛々しいコメントが多いです。そもそも、党内が本法案に関して反対派と賛成派で二分されてしまっていて収拾が付かない状況なのですから、あんまりこの法案に関してコメントをしない方が良いんじゃないでしょうかね。
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