オーストリア大統領選 EU初「極右の元首」誕生か
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ヨーロッパ中部のオーストリアで4日、大統領選挙が行われ、難民や移民に不寛容な政策を掲げる右派政党の候補者が支持を伸ばすと予想されることから、欧米のメディアは、EU=ヨーロッパ連合で初めて「極右の国家元首」が誕生する可能性があると伝えています。
オーストリアの大統領選挙の決選投票を争うのは、「緑の党」の出身で事実上の与党の候補者のファン・デア・ベレン氏と、野党の右派政党「自由党」のホーファー氏の2人です。
大統領選挙の投票はことし5月に行われ、ファン・デア・ベレン氏がいったんは僅差で勝利を収めましたが、開票作業に不正が見つかり、投票がやり直されることになったものです。
主な争点は難民や移民への対応で、ファン・デア・ベレン氏が受け入れに寛容な政策を打ち出しているのに対し、ホーファー氏はEUの方針に反してでも規制を強化すると訴えています。
排外的な主張を掲げるホーファー氏の「自由党」は、国内外から「極右」とも指摘されていて、欧米のメディアは仮にホーファー氏が勝利すれば、EUで初めて「極右の国家元首」が誕生すると伝えています。
投票は日本時間の4日午後3時から5日午前1時まで行われ、5日午前中には大勢が判明するものと見られます。
大統領選挙の投票はことし5月に行われ、ファン・デア・ベレン氏がいったんは僅差で勝利を収めましたが、開票作業に不正が見つかり、投票がやり直されることになったものです。
主な争点は難民や移民への対応で、ファン・デア・ベレン氏が受け入れに寛容な政策を打ち出しているのに対し、ホーファー氏はEUの方針に反してでも規制を強化すると訴えています。
排外的な主張を掲げるホーファー氏の「自由党」は、国内外から「極右」とも指摘されていて、欧米のメディアは仮にホーファー氏が勝利すれば、EUで初めて「極右の国家元首」が誕生すると伝えています。
投票は日本時間の4日午後3時から5日午前1時まで行われ、5日午前中には大勢が判明するものと見られます。