外国人による家事代行サービス 都内でも来年春開始へ

外国人による家事代行サービス 都内でも来年春開始へ
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これまで制限のあった、外国人による家事の代行サービスが、東京都内で早ければ来年春にも始まる見通しとなりました。
東京都は、女性の家事の負担を軽減し社会進出を後押しするため、これまで制限のあった外国人による家事代行サービスを一般の家庭で利用できるようにする国家戦略特区の区域計画を提案し、ことし9月に認定されました。

これを受けて、都は先月から、外国人を従業員として雇い入れたいという家事代行事業者の募集を始めました。
事業者は、日本での家事代行の仕事に就こうとする外国人に対して、日本の習慣などを学んでもらう研修会を本国で開いたり、都内に住居を用意したりする必要がありますが、恒常的に人材が不足しているため、都では事業者の参加を広く呼びかけていくことにしています。
すでに名乗りを挙げている事業者もあるということで、都は来年3月までに事業者を決定し、早ければ来年の春にも都内の家庭での外国人による家事代行が始まる見通しとなりました。

都によりますと、同様の取り組みは神奈川県と大阪市で始まっていて、3例目になるということです。