米 パーティー会場火災 ９人死亡２０人以上取り残されたか12月4日 12時07分

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アメリカ・カリフォルニア州で２日深夜、パーティー会場から火が出てこれまでに９人が死亡した火災で、地元の警察当局は、建物にはまだ少なくとも２０人以上が取り残されているとして、夜を徹して捜索活動を続けることにしています。

アメリカ西部カリフォルニア州オークランドで２日午後１１時ごろ（日本時間の３日午後４時ごろ）、倉庫を改築した建物から火が出て、これまでに９人が死亡しました。現地はこれから夜になりますが記者会見した地元の警察当局は、建物の中にはまだ２０代の若者を中心に少なくとも２０人以上が取り残されているとして、重機を投入して、崩れ落ちた建物で夜を徹して捜索を行うことを明らかにしました。

地元メディアによりますと、出火当時、この建物の中では５０人以上が集まり週末のパーティーが開かれていたということです。
現地の日本総領事館によりますと、これまでに日本人が巻き込まれたという情報はないということで引き続き確認を進めています。
建物はもともと倉庫で、現在はカーテンなどで仕切って芸術家たちが仕事場などに利用していたということですが、火が出た原因はわかっていません。

地元メディアは、建物には火災報知器やスプリンクラーが設置されておらず、瞬く間に広がった火で屋根が崩れ、２階にいた多くの人が逃げられずに閉じ込められたと見られると伝えています。
現地当局は、現場を詳しく調べて火事の原因の特定を進める方針です。