JR留萌線 留萌~増毛 運行最後の日に大勢の鉄道ファン
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北海道の日本海側を走るJR留萌線の留萌駅と増毛駅の間が4日、95年にわたる運行の最後の日を迎え、沿線は大勢の鉄道ファンなどでにぎわっています。
JR留萌線は、深川駅と増毛駅の間の66キロ余りを結ぶ路線として大正10年から全線で運行してきました。しかし、昭和40年代以降、過疎化などで利用客が減ったことから、経営の合理化を進めるJR北海道が留萌駅と増毛駅の間の16.7キロの区間について、4日の運行を最後に廃止することを決めました。
最後の運行日となった4日、沿線は大勢の鉄道ファンなどでにぎわっていて、このうち終点の増毛駅は写真を撮ったり列車を乗り降りしたりする人で朝から混雑しています。
駅を訪れた40代の男性は、「留萌線には何度も乗りました。きょうはなんとか最終列車にも乗りたいと思います」と話していました。一緒に来ていた9歳の息子は、「きのうもきょうも列車に乗りました。なくなってしまうのは残念です」と話していました。
4日は午後、留萌駅と増毛駅でJRによるお別れの催しが開かれる予定です。また増毛駅では午後7時48分の最終列車の出発に合わせて町民などがペンライトを振って列車を見送ることにしていて、開業以来95年続いた路線はその歴史に幕を閉じることになります。
最後の運行日となった4日、沿線は大勢の鉄道ファンなどでにぎわっていて、このうち終点の増毛駅は写真を撮ったり列車を乗り降りしたりする人で朝から混雑しています。
駅を訪れた40代の男性は、「留萌線には何度も乗りました。きょうはなんとか最終列車にも乗りたいと思います」と話していました。一緒に来ていた9歳の息子は、「きのうもきょうも列車に乗りました。なくなってしまうのは残念です」と話していました。
4日は午後、留萌駅と増毛駅でJRによるお別れの催しが開かれる予定です。また増毛駅では午後7時48分の最終列車の出発に合わせて町民などがペンライトを振って列車を見送ることにしていて、開業以来95年続いた路線はその歴史に幕を閉じることになります。