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暴行死で男子高校生少年院送致

11月30日 09時46分

暴行死で男子高校生少年院送致

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10月、三重県鈴鹿市の公園で、14歳の男子中学生が暴行を受け死亡した事件で、津家庭裁判所は、傷害致死にあたる非行があったとして家庭裁判所に送られた少年少女4人のうち、15歳の男子高校生を少年院に送る決定をしました。
10月、鈴鹿市郡山町の公園で、津市の中学2年生、森祥太さん(14)に暴行を加え死亡させたとして、15歳から18歳の少年少女4人が傷害致死にあたる非行があったとして津家庭裁判所に送られました。
このうち、15歳の男子高校生について、津家庭裁判所は29日、少年審判を開き、「被害者に致命傷を与えたのは主犯格の16歳の少年だが、少年も謝罪する被害者を許すことなく蹴ったりしている」と指摘しました。その上で、「コミュニケーション能力不足、社会性の未熟さが被害者の死亡という重大な結果にまで至ったことに鑑みると、規範意識や自律性を身につけさせる必要がある」として少年院に送る決定をしました。
この事件で家庭裁判所は主犯格の16歳の少年について、検察庁に送り返す決定を、また、17歳の少女と18歳の男子高校生ついて少年院に送る決定をしています。

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