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“現金一切受け取っていない”
11月29日 12時26分
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受託収賄などの罪に問われ、28日の名古屋高等裁判所の2審判決で逆転有罪を言い渡された岐阜県美濃加茂市の藤井浩人市長が29日開会した定例市議会の冒頭で、「現金は一切受け取っていないことをお誓い申し上げたい」と発言しました。
美濃加茂市議会は29日に開会し、藤井市長も出席しました。
藤井市長は浄水設備の導入をめぐって、業者から現金を受け取ったとして受託収賄などの罪に問われていて、名古屋高等裁判所は28日の2審判決で、1審の無罪の判決を取り消し、執行猶予の付いた懲役1年6か月の有罪を言い渡しました。
市長側はこの判決を不服として上告しています。
市長は午前9時から始まった本会議の冒頭、「5万6000人あまりの市民に現金は一切受け取っていない、事実無根であるとお誓い申し上げたい」と発言しました。
その上で、「判決によって市政や市民の心境に大きな影響を与えることになると思う。美濃加茂市にとってどんな選択が最良であるのか考えていきたい」と話し、判決文が届きしだい、市民に詳しく説明する意向を示しました。
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