トップ > 中日スポーツ > ドラゴンズ > ドラニュース一覧 > 12月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【ドラニュース】

周平「全試合出る」

2016年12月4日 紙面から

 2年連続トリプルスリー男から、最高の刺激を受けた−。中日・高橋周平内野手(22)が3日、ヤクルト・山田哲人内野手(24)と楽天・則本昂大投手(25)とともに、神宮外苑の室内球技場で行われた契約メーカー「アディダス」の新商品発表イベントに参加した。山田から突然ほめられタジタジになる場面もあったが、山田の素振りには熱視線を送り打撃開眼のヒントを吸収。6年目を迎える来季こそ、三塁争いを制して全試合に出場する。

 初対面ならではのリップサービス。もちろん、額面通りに受け取るわけではない。高橋が新商品発表会のトークイベントで、ヤクルト・山田から持ち上げられた。

 「長打力があって、右に左に大きいのを打てます。ボクはどちらかと言うと引っ張り。逆方向にホームランがないので、それはボクと違うところ。うらやましいです」

 球界を代表するスラッガーから、まさかのべた褒め…。これには高橋も恐縮しきりだ。「ボクのほうがうらやましいと思って見ていますよ」。そうつぶやくのが精いっぱいだった。

 契約選手を代表してのイベント出席となったが、高橋も立場は理解している。今季75試合出場で打率2割5分1厘。出席を打診されて「自分は則本さん、山田さんと並べられる選手ではありません」と、いったんは難色を示した。

 ただ、翻意するきっかけとなったのは「山田さんと話してみたかったから」。子どもたちに打撃指導するコーナーでは、山田のスイングに熱視線を送った。秋季キャンプでは、波留打撃コーチと二人三脚で軸回転でスイングスピードを速くする練習に着手。「いいお手本になりました」。山田のスイングを目の当たりにし、来季へ向けた打撃フォーム固めに間違いがないことを確認。生きた教材から、最高の刺激を受けた。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ