25年ぶりにリーグ優勝した広島カープが2016年に広島県内にもたらした経済効果は、昨年を92億円上回る約340億円――。こんな試算を中国電力の研究機関エネルギア総合研究所が8日発表した。

 経済効果は、優勝関連のセールで30億円、広島であったクライマックスシリーズと日本シリーズの計7試合で21億円、優勝パレードと報告会で8億円などと見積もった。優勝で金利が上乗せされる定期預金でも、利払いが増えて消費が誘発され、3億円の効果があったとみる。優勝で経済が活発になるのに伴い、新たに約870人の雇用も増えたという。

 広島商工会議所が8日発表した…

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