いつも、コーンスープの材料は、コーンクリーム缶・牛乳・塩の3つです。素朴な味わいが好きなので、これでも美味しいですが、何かが足りないと思っていました。
生クリームやコンソメを入れると濃厚で美味しくなるのはわかっていますが、そこまで濃厚にせず、素朴な味わいのまま少しだけコクや深みもだしたい…。そうなってくると、やはり「だし」かなぁと思いながら、『だしの便利帖』を読んでいたら、ありました。コーンスープに合いそうな「だし」。「残り野菜で作るベジブロス」。野菜の皮や芯などを普段から冷凍保存しておいて料理に使うと良いそうです。
そこで、数日前からとりあえず野菜の皮や芯を冷凍しておいたものがあったので、コーンスープ作りに使ってみることにしました。
【作り方】
☆ベジブロス作り…
鍋に残り野菜と水(1リットル)を入れて、沸騰させます。沸騰したら、火を弱め水量が4分の3になるまで1時間煮込んだら完成。(以上が『だしの便利帖』に載っていた作り方ですが、私は残り野菜が少なめだったので、水を500mlにしたところ、沸騰してから10分で水量が半分になってしまったので、そこで火を止めて終わりにしました。)
できたてを飲んでみたら、野菜の甘みだけではなくお茶のような心地よい苦味も感じられて大人な感じの味わいでした。
☆コーンスープ作り…
①鍋に、コーンクリーム缶・牛乳・ベジブロスを入れて火にかけ、温まったら塩を加えて完成。
【使った材料(2人分)】
・コーンクリーム缶(400g)
・牛乳(250ml)
・ベジブロス(250ml)
・塩(小さじ4分の1)
素朴な味わいはそのままに、気付かれることなくそ〜っとベジブロスが味に深みをだしてくれていました。またコーンスープを作る時にも、ベジブロスを入れようと思います。