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2016-12-03 アンダー・プレッシャー このエントリーを含むブックマーク

発端は町山智浩氏のこのツイート



そこからの展開。


映画評論家・町山智浩氏が「能年玲奈が旧事務所の圧力でMX番組に出られなかった」と告発!これに切込隊長・山本一郎氏が突撃 - Togetterまとめ 映画評論家・町山智浩氏が「能年玲奈が旧事務所の圧力でMX番組に出られなかった」と告発!これに切込隊長・山本一郎氏が突撃 - Togetterまとめ


切込隊長物言いは、さすがに冷笑系家元というべき味わいがありますが、「事務所確認したが、圧力をかけたという認識は持っていなかった」という理屈がもう最高に自称中立ですね。「圧力かけたんですか?」といわれて「かけましたよ」と答える人いるわけないじゃないですか。たとえばオカダ・カズチカに「レインメーカーという技は、説得力相手の受け身に頼りすぎてるんじゃないですか」なんて言ったら、外道さんに「テメー何いってんだよ! レインメーカーはよぉ、ルェベルが違うんだよ!」と怒鳴りつけられて終わりですよ。


世の中にはグレーゾーンがいっぱいあるので、その辺を表向きの建前だけで判断してはいけませんわねえ。




これらも併せて読むと、ことさらに味わい深い。



能年玲奈「のん」騒動にアニメ作品「この世界の片隅に」が引っ張られている件|やまもといちろうコラム - デイリーニュースオンライン 能年玲奈「のん」騒動にアニメ作品「この世界の片隅に」が引っ張られている件|やまもといちろうコラム - デイリーニュースオンライン

また、オフレコと称して先日この映画関係者が揃って新宿ロフトプラスワンで「ぶっちゃけ話」をしたようですが、実際にキー局を含めたテレビ局の側から言うと、レプロの誰からも、何の圧力現場にかかってません。

テレビ局圧力などかかっていない、とする切込隊長記事



バーニング社長・周防郁雄氏が初めて語る「芸能界と私」(田崎 健太) | 現代ビジネス | 講談社(1/4) バーニング社長・周防郁雄氏が初めて語る「芸能界と私」(田崎 健太) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)


芸能界ドンと呼ばれ、強い圧力を発する主体と目されることの多い、バーニング周防社長インタビュー記事。控え目な人柄が強調されている)


芸能界圧力など存在しない、という論調記事が続けて出されている流れには、何やら薄気味の悪い風潮を感じますねえ。具体的にどこかの誰かが命令して圧力をかけている、とは思わないけど、そもそも世の中に存在する「圧力」ってそういうものが大半なんじゃないですかね。

大統領大統領 2016/12/04 00:11 持論でしかないんですが「大手芸能事務所の圧力なんてそんなもの無いよ」って誰かが言ってくれると喜ぶ人達がいるんだと思うんですよね
それは今回の件の直接的な利害関係者だけじゃなくてなんとなく「世の中そんなに悪くないよ」的な雰囲気を欲してる人達というか「景気?悪くないよ」「差別?そんなのもうないよ」とか「世の中そんなに悪くないよ」と言うのも考えるのも否定するつもりは無いけど今ある問題を無視したって何の意味も無いと思うんですがね

大統領大統領 2016/12/04 00:24 連投すいません。

やっぱりこれが一番大きいと思うんですが、結局面倒事が嫌だから丸く納めようとする。そうすれば力の大きな側に流れざるをえないわけでそうなれば皺寄せは、今回の件だと能年さんに行ってしまうわけで、
それで能年さんのファンまであまり騒ぎ立てないで欲しいと願ってしまう状況があるとすればその心情は充分理解できるんですが、本当にやるせない気持ちになってしまいます。

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