2016-12-03

保育園落ちた日本死ね」の死ね比喩なの?

2016年流行語トップ10に入ってしまいましたね、この言葉。そして、予定通りの賛否両論が再燃。

例えば、こんな感じで。

http://news.livedoor.com/lite/article_detail/12363503/

いやぁ、まさか死ね」が比喩表現とは知りませんでした。そもそも死を望むことや死を命じる言葉比喩として成り立つとは思いもよらなかったわー。何なら、某元アナウンサーにも、「泣くなら殺せ」も比喩にすぎないんだと、援護してほしかったのにー。

皮肉はおき、結局、件の言葉への賛否に基づいてポジショントークしてるだけじゃないかと。もっというと、その言葉を支持してきた人が必死に援護してるだけの構図にみえしまった。。

しかし、日本死ねに賛成してた人でも、流行語大賞には「えっ!?」ていう人も多いのが、今回は少し違うのかなと。

もちろん受賞者選定への賛否の話とかもあるけど、まずは、言葉のものへの賛否から整理してみたくなったので、勝手にしてみた。

日本死ね」への賛否

保育園落ちた日本死ねという言葉に対して、賛成反対の理由を考えると、思いついただけでも本当に様々。

〈賛成〉

以下、子供の有無関係なしで

〈反対〉

以下、子供の有無関係なしで

これだけ色々な理由賛否両論一言で物知り顔コメントするのはいくらなんでも乱暴でしょうと。

特に、賛成している人の中にも、問題提起としてありだから賛成、でも、表現として不適切だという人がいるということは重要。例えば、上でいう、表現は別の人、支持派評論家の一部なんかが、それ。

まとめると、日本死ねに賛成する人も一枚岩ではないということ。

なお、斜めから見ると、その提起した内容が反対し難いために、過激で汚い言葉も受け入れさせた一方、その表現からしっかり反対派も焚き付けて、政治利用までつなげた、非常に優れた炎上マーケティングなんじゃないかなと。受賞者がどこから関わったかは知らんけど。

流行語大賞に選ばれたことへの賛否

そういう背景を踏まえると、問題提起として日本死ねに賛成してた人でも、流行語大賞トップ10入りです、おめでとうございます!とか言われると、「えっ!?」てなる人出てきますよ、そりゃ。

一方、支持派評論家としては、今まで散々、賛成意見を論じてたわけで、今更、「流行語大賞は別」とは言い出しづらいんじゃないかと。

かといって、「死ねとか子供に聞かせたくない」という親の意見を無下にはできないと。

そうなると、評論家の腕の見せどころですよね。いやいや解釈が違うんだと。あれは比喩表現なんだと。て、ならねーわ!

個人的には、表現が汚いことを真正から認めちゃって、「ゲス不倫」なんて汚い言葉選ぶような賞なんだし、そんな権威づいたもんじゃないんだと、単に、話題になったワード選んで世相を表してるだけなんだと言っちゃえと思うけど、メリットもなく選考委員喧嘩売るわけないか

受賞者選定への賛否

で、ここからさらに、日本死ね賛成派から造反者がでます。それが、受賞者の話。

匿名ブログなのに、「何で受賞者なしじゃダメなんですか?」と党首伝家の宝刀ブーメランだったのかと。

例えば、表現は悪いけど世相を表してるし、しょーがないんじゃないと思ってた穏健派だって政治色打ち出されたら違和感抱くの無理ないでしょ。あくまで世相を反映した言葉であって、それにかこつけて国会にもちこんだあんたはお門違いだろ!と。

まぁ、単にアンチの多い政党であるため向かい風参考レベルの逆風というのも否めないし、ネトウヨなら‥、おや、誰か来たようだ

まとめ

おしまい

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    なんかいちいち周りがうるせぇなこの問題 アメリカじゃ国歌斉唱の時に不起立を貫いたアメフト選手もいた あの愛国心が第一のようなアメリカで、だ 国に対して何を言ったっていい...

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