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M-1グランプリ2016:優勝コンビ予想

お笑い TV

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目次

M-1グランプリ2016決勝

決勝・敗者復活戦│M-1グランプリ2016 公式サイト


M-1グランプリ2016の優勝コンビおよび最終決戦進出コンビを予想してみたい。決勝出場コンビは9組。既に出場が決定している8組に、敗者復活戦を勝ち上がった1組が加わり、計9組で争われる。

決勝戦は12月4日(日)よる6時30分より、ABC・テレビ朝日系列にて全国ネット生放送。
出典:NEWS詳細│NEWS│M-1グランプリ2016 公式サイト


審査は、番組側が用意した審査員によって行われる。例年通りであれば、それぞれの審査員が100点満点で採点する。ちなみに審査員の人数は第10回目までは7人だったが、昨年の第11回目は9人だった。おそらく昨年を踏襲し、審査は9人で行われるのだと思われる。

ちなみに、以下のブログによると、審査員の一人は松本人志であるそうだ。


zankusu.hatenablog.com


決勝進出8組:予選3回戦の極私的評価と感想

決勝進出8組の(予選3回戦の)ネタを見て、どのコンビが最終決戦に進出するか、そしてどのコンビが優勝するかを予想してみたい。決勝戦のネタ披露順に、極私的な評価、感想を記す。


M-1グランプリ2016特集|GYAO![ギャオ]

アキナ

大人びた5歳。「偏った愛でオレがすくすく育っていけるのか」。「ひっつくときよりも離れるときのほうが傷つく」。ドラマのような台詞を言う5歳。

評価 75点
感想 シチュエーションに合わせた大人の含蓄ある台詞の大喜利なのだが、前後の関連性のもたせ方やリズム感がいい。

カミナリ

「ホンダのトゥデイ、50cc、これに乗って」。「双子の兄弟が三匹の狸連れて歩いて」。冷静に話していた人が突然強く叩いて大声でツッコむ。そもそもそうじゃない。

評価 80点
感想 ツッコミの豹変ぶり。間違い探し的。振り返りながら、不自然な箇所を突っ込んでいく。最終的にはこの話全体が不自然だ、というオチ。仮に最終決戦に進出したとしても、その新鮮さは2本もつか。

相席スタート

ラブホに誘って断られた時の言葉。「そう言ってくれてよかった」。シビアに人間を測る女。「傷つきたくないだけ」。

評価 75点
感想 いわゆるお笑いの王道ではない。「女ネタ」。審査員は男ばかりだろうから、やや不利だと思える。シビアに人間を測る言葉が上手く働くとおもしろいことになりそう。

銀シャリ

題材は「ドレミの歌」。言い方のクセ「ドーナッツ」。ドレミの歌に統一感を持たせる。「お前ケータイのカテゴリーに人間って入れてんのか」。「ドレミファソラスド」。「津軽」。

評価 80点
感想 スピード感があるが、暴走というわけではなく、よく抑制されている。ボケやツッコミのバリエーションが豊富。上手い。

スリムクラブ

「オダレイコか?」。「内間か、ぜんぜん変わらんな、どっちでもいい、オレは人が好き」。「お前とまったく違う学校に通ってたホモ、四つ上」。

評価 85点
感想 間によって可笑しさを作り出すだけではなく、一つ一つのボケが強い。

ハライチ

星の涙。「鬼の痣」。「軽めの旅館、牛の革」。 「寒めの旅館、店の外」。「美味めの旅館、カニのピザ」。「できたてのピザ、海老のピザ」。「梅の部屋にはロバの置物があります」。

評価 90点
感想 千鳥のような臨場感。楽しそうにネタを行う演技力(演技ではないのかもしれないが)。二人のリズム感と、岩井の世界観。これまでとは違って、2ワードではなく「2ワード×2」で言葉を入れ替えていく。

スーパーマラドーナ

失礼な男。ディテールのチョイスのセンスが光る。お父さんやさしい。天丼のタイミングいい。

評価 90点
感想 失礼な男のかたちが熟成したところ。失礼な男と寛容な(恋人の)父という設定の発見。今が一番いいような気がする。

さらば青春の光

出会い系サイトから高額請求されたということを隠したくて、友人に起こった出来事として話す男。もう一人の男は、隠したくなったりしないことを、友人に起こった出来事として話す。

評価 85点
感想 コミュニケーションに深入りするタイプ。民俗学的あるいは社会学的。現代的な感覚が反映されたネタ。



最終決戦進出コンビ予想

以下のサイトでは「三連単順位予想キャンペーン」というのを開催していて、銀シャリが圧倒的支持を得ている。その次に人気なのが敗者復活戦を勝ち抜いたコンビで、次がスーパーマラドーナとなっているようだ。


M-1グランプリ2016特集 GYAO!三連単順位予想キャンペーン|GYAO![ギャオ]


とりあえずわたしの極私的評価を点数順に並べてみると以下のようになる。

90点 ハライチ、スーパーマラドーナ
85点 スリムクラブ、さらば青春の光
80点 カミナリ、銀シャリ
75点 アキナ、相席スタート


スーパーマラドーナが本命である。これについてはまったく疑いを持っていない。出場順的にも理想的だ。問題は下馬評の高い銀シャリである。まったく予想ができない。

銀シャリの次に登場するスリムクラブは、「お前とまったく違う学校に通ってたホモ。四つ上」と同じくらい強いボケをもう一つ用意できれば最終決戦進出の可能性が広がる。

相席スタートはやはり女ネタというところでハンディを抱えている。アキナは出場順に。出場順的にはカミナリもやや厳しいか。審査員がカミナリのネタを一度も見たことがなければチャンスはあるのかもしれない。さらば青春の光については、ネタの視点が個人的には面白く感じられたので楽しみにしている。でも難しいか。

ハライチはその知名度が仇となるかもしれない。M-1のような大会ではキャラクターが意識されると不利に働くことがある。しかし3回戦のネタを見る限りでは最終決戦に進むのは妥当であるように思える。

敗者復活戦を勝ち上がるのがどの組になるのかということも非常に重要になってくる。番組が用意する審査員に響くか響かないかということが問題となるからだ。例えば既にネタのスタイルが知れ渡っているメイプル超合金だと点数が出にくいかもしれない。わたしが敗者復活戦勝ち上がりを予想したAマッソであれば面白いことになるかもしれない。ジャルジャルなんかが上がってきてもおもしろそうだ。


www.wakagenoitari.com


最終決戦進出コンビは以下の3組と予想する。


スーパーマラドーナ
スリムクラブ
銀シャリ


優勝コンビ予想

スーパーマラドーナ

が優勝すると予想します。とりあえず。