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鳥死骸「触れず、連絡を」 県が鳥インフルを調査

 新潟県や秋田県などで鳥インフルエンザの感染確認が相次ぐ中、県は、遠くから飛来する野鳥がウイルスを持ち込む可能性があるとして、死んでいる野鳥を見つけたら、県に連絡するよう呼び掛けている。

 今季、県内で鳥インフルエンザの感染は確認されていない。県みどり共生推進課は、鳥インフルエンザウイルスの感染状況を調べるため、県内各地の農林事務所員が地域を巡回し、野鳥の死骸を集め、検査している。

 しかし、野生動物は人目につかないところで死ぬことが多く、サンプル数が足りない。担当者は「野鳥は勝手に飛んでくるし、捕まえることもできない」と調査の難しさを明かす。ウイルスのまん延を調べるには、野鳥の死骸を見つけた市民からの情報提供が重要になるという。

 国内で鳥インフルエンザウイルスのヒトへの感染は確認されていないが、担当者は「野鳥の死骸を見つけても、手を触れず、最寄りの農林事務所に連絡をしてほしい」と話す。

 (大山弘)

 

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