蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】高山2500万増の4000万円 さらなる進化へ「大谷撃つ」2016年12月3日 紙面から
阪神・高山俊外野手(23)が2日、兵庫県西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2500万増の4000万円で更改した。球団新人最多安打の記録更新、さらには新人王。そんなルーキーイヤーを突っ走った背番号9だが、大幅アップを勝ち取っても、浮かれる様子はみじんもない。テレビカメラ7台、報道陣約50人が集結した球団事務所。そこで、最も印象に残った投手を問われた高山は「交流戦でやった大谷投手」と即答した。苦い記憶は6月12日・日本ハム戦(札幌ドーム)。160キロ超の快速球に手も足も出ず、3打席連続で空振り三振を喫した。 「今の僕では相手にならなかったですし、本当に力のなさを感じました。すごい投手だなと感じました」 今季は134試合に出場して打率2割7分5厘、8本塁打、65打点。球団の新人最多安打記録を塗り替える136安打を放ち、オールスター出場も果たした。それでも、109三振はチームワースト2位で「ボール球を振らずに、四球を増やしていきたいです」と力を込めた。 「外野の競争も激しくなりますし、まずは試合に出られるようにというか。全試合スタメンを目指していきたいなと思います」。もう新人という肩書はない。世代屈指のバットコントロールを武器に、敵軍エースの前に立ちはだかる。虎32年ぶりの日本一奪還へ、高山が進化を約束した。 (中野雄太) (金額は推定) PR情報
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