2016 12 03 1636

Amazonプライム会員が視聴できる、Amazonプライム・ビデオで独占配信が始まった、ダウンタウン松本人志プレゼンツのオリジナルコンテンツ「ドキュメンタル(DOCUMENTAL)」を見たのですが、地上波では放送できなさそうなノリの、非常に面白い番組に仕上がっていました!(以下、ネタバレありの感想です)

内容としては「笑ってはいけない」系で、選ばれた10人の芸人が密室の中で、誰が最後まで笑わずにいられるかというもの。優勝賞金は1,000万円。参加費はそれぞれが100万円ずつ支払い、最後に残った人が総取りするというルールです。

松本人志プレゼンツ、密室笑わせ合いサバイバル。10人の芸人たちが自腹の参加費100万円を握りしめ、芸人のプライドと優勝賞金1000万円をかけて笑わせ合う。最後まで笑わなかった者が勝ち。密室に閉じ込められた芸人が極限まで追いつめられることで生まれる本能むき出しの笑いを見逃すな!

「ドキュメンタル」出演する10人の芸人たち

ドキュメンタル」に出演する芸人は以下の10人です。

ジミー大西
FUJIWARA 藤本敏史
宮川大輔
野性爆弾 くっきー
ダイノジ 大地洋輔
東京ダイナマイト ハチミツ二郎
とろサーモン 久保田和靖
天竺鼠 川原克己
トレンディエンジェル 斎藤司
マテンロウ アントニー

天然ボケの芸人から、一癖も二癖もありそうな芸人まで揃っています。

100万円を消費者金融で借金する者、先輩芸人から借りる者など、しかし番組の最初に招待状が届いたけれど、参加を見送った芸人も何人かいますので、かなりガチ度が高い番組だということも分かります。

「ドキュメンタル」見ているこちらもニヤニヤしてしまう

ドキュメンタル」の制限時間は6時間。部屋の中にタイマーがあり、芸人たちも時間を確認することができるのですが、とにかく時間の進みの遅いこと! 何をして良いか分からず、室内をウロウロと歩き回り、まるで動物園のようです。松本人志は、それを別室からモニターで監視しており、必要に応じてゲームを中断したり、電話をしたり、さらには部屋に行くこともあります。

エピソード1は、主に参加する芸人の紹介とルールの説明で7割くらいが終わります。残りの3割りくらいで本番がスタートしますが、いきなり笑ってしまう者もおり(ニヤけるのもアウト)、どこまで笑ってよいのかという判断が参加芸人たちにも難しく、イエローカードも飛び出し、松本人志からのルール説明を交えながらのゲーム続行となります。

ちなみに密室(部屋)には冷蔵庫やキッチンがあり、料理をしたり、お酒を呑むこともできます。いきなり、ワインボトルをラッパ飲みするものも。さらにコインロッカーやシャワーもあります。とにかく「何をしてもいい」ということで、小道具の持ち込みも許可されています。出だしからセーラー服に着替え、飛ばしてしまうジミーちゃん!

いかに笑わせるのか? いかに笑わないようにするのか?

思わず見ているだけで、こちらもニヤニヤしてしまいました。

CMなし、ぶっ通しで視聴できる40分の番組は緊張感も持続したままです。地上波のゴールデンタイムで放送される番組よりは、松本人志自身も番組内で語っていますが、やはりターゲットがかなり絞られるので、尖ったことができるのでしょう。

Amazonという配信元が制作する独自番組に松本人志が登場してきたのも驚きですし、その番組に対する力の入れ方にも驚かされました。続きが楽しみです!

ドキュメンタル」は毎週水曜日に更新され、今回はエピソード1となっていますので、今後も続いていくことを期待したいと思います。

12月4日まではAmazonプライムが1,000円オフの2,900円なので、これを機会に入会して見ておくべき番組だと思いました(1ヶ月は無料で試すことが可能)。

>>Amazonプライム会員