岡田有希子さん【拡大】

　岡田さんが自殺する直前まで一緒にいた福田氏。１回目の自殺は左手首を４針縫うけが。話しかけても泣くばかりだった岡田さんに、福田氏が「どこ行きたい？」と問いかけると、「事務所に行きたい」と答えたという。

　その足で２人は所属事務所に向かった。事務所に到着後、社長からの電話で福田氏が席を離れ、岡田さんと付き人の女性だけに。福田氏が電話を終え部屋に戻ると、岡田さんの姿はなかったという。

　当時は岡田さんがティッシュを取りに席を離れた、と報じられていたが、実は、胸騒ぎを覚えた福田氏がビル内を探すと、屋上に上がる階段に岡田さんが履いていたスリッパが揃えられていたのを発見。岡田さんは７階建てビルの屋上から身を投げ、命を絶っていた。

　同じ日に２回の自殺を図った岡田さんについて、福田氏は「１回目と２回目の自殺の理由は違うと思う」と証言。「１回目は誰かを思って…」としながらも、峰岸さんとの交際については「彼女の一方的な思い、そういう子だった。一途に思い続けていた」と否定した。

　そして、命を奪った２回目は「大変なことをしてしまったからもう生きていいけない。会社に迷惑をかけた」と、１回目の自殺で周囲に迷惑をかけたことを思い詰めて命を絶ったのではないかと話した。