ロシア政府関係者 首脳会議を控え山口宇部空港を視察

ロシア政府関係者 首脳会議を控え山口宇部空港を視察
山口県長門市で行われる日ロ首脳会談がおよそ2週間後に迫る中、3日、ロシアの政府専用機が山口宇部空港に着陸し、関係者が駐機場所などを視察しました。
これは、安倍総理大臣とロシアのプーチン大統領の首脳会談が今月15日に山口県長門市で開かれるのに備えて行われたもので、関係者を乗せたロシアの政府専用機は3日昼すぎ、山口県宇部市の山口宇部空港に着陸しました。空港に降り立ったロシア政府の関係者たちは、プーチン大統領が訪れた際に専用機の駐機場所になる施設を視察したほか、日本の整備士が立ち合う中、機体への給油などを行っていました。

山口宇部空港では先月8日にもロシアから関係者が訪れ、国際線のターミナルビルを見て回ったり、空港関係者から滑走路の長さなど施設の概要について説明を受けたりしたということで、首脳会談を万全の態勢で迎えるための準備が進められています。

空港を訪れていた30代の女性は、「たまたま子どもと飛行機を見に来たら、ふだんは見られない機体を見ることが出来たのでよかったです。山口県での首脳会談がうまくいくよう期待しています」と話していました。