ゲームギアは1990年にセガ・エンタープライゼスが発売した携帯ゲーム機だ。当時の携帯ゲーム機としては異例のカラー液晶を採用していたが、素材が高コストであったため、割高な販売価格となってしまった。運用コストに関しても、アルカリ乾電池6本でも3時間程度しか連続稼働できず決して良いとは言えなかった。しかしながら国内178万台の売上を誇り、ソニーのPSPの発売以前、ゲームボーイに次いで携帯ゲーム機のシェアを勝ち取っていたようだ。
今回はゲームギアの買取価格を6社間で徹底的に比較してみた。高額売却の実現に向けて是非とも参考にしてみて欲しい。尚、本コラムに記載する価格は2016年3月21日現在のものであり、変動する可能性があるので十分注意しよう。
ゲームギア
発売当初の黒色のモデル。
buy王:161円
Game、DVD、CD、書籍に強いbuy王、かなり低額な買取価格だ。
ゲームブリッジ:2,279円
ゲーム、DVD、書籍の宅配買取サイト、まずまずな買取価格を提示している。
ブックサプライ:864円
古本買取のブックサプライ、控えめな買取価格だ。
アップサイド:1,610円
本、CD、DVD、ゲームの高額買取アップサイド、少々控えめな買取価格だ。
らくらく書店:3,068円
本、CD、DVD、ゲームの高額オンライン買取らくらく書店、かなり高額な買取価格だ。
遊戯屋:4,000円
シール、レトロゲーム、おもちゃの買取、遊戯屋、控えめな買取価格だ。
ゲームギア イエロー
発売から4年後の1994年に発表されたカラー。
buy王:208円
かなり低額な買取価格だ。
ゲームブリッジ:110円
低額な買取価格だ。
ブックサプライ:1,110円
まずまずな買取価格と言える。
アップサイド:1,040円
やや控えめな買取価格だ。
らくらく書店:3,577円
かなりの高額買取価格を実現している。
遊戯屋:5,000円
こちらも最高買取価格を提示している。
6社買取価格の比較結果
遊戯屋はカード、シール、フィギュア、レトロゲーム、レゴなどのホビーを買取る業者だ。宅配買取と店頭買取を行っている。プレミア価値が付いているレトログッズの査定力に非常に定評があり、シール等に関しては当時全く人気のなかったもの、状態の悪いものにも思わぬ価値を見出してくれる、いわばレトロ商品のプロだ。自分では希少性がわからないレトログッズがあれば、是非査定を依頼してみよう。
らくらく書店は本、CD、DVD、ゲームを中心に買取ってくれる業者だ。最近ではiPhoneを始めとしたアップル製品の買取にも力を入れているのでチェックしてみよう。ホームページ上でASIN、ISBN、JAN、3つのうちどれかのコードを入力してオンライン査定を手軽に行うことが出来る。宅配買取専門業者で、買取フローはオンライン査定を行ってから商品を配送し、本査定、査定に納得できれば口座へ入金、となっている。
ゲーム機は買取商材の中でも特に使用感が出やすい。売却の際は極力クリーンアップをしておくのが鉄則だ。箱などはボロボロでも良いので、付属品は可能な限り揃えておこう。また、買取価格にかなりばらつきが出るので、複数業者に査定を依頼しよう。新作ゲームでも、旧作ゲームでも、1社で査定をとっておけば他社との交渉材料にもなり得るし、ゲームの買取市場価値を知っておくことが出来るからだ。是非積極的に複数業者に査定を依頼しよう。