こんにちは、斉藤犬子です。
わたしの雑多な趣味のひとつに史跡巡りがあります。
妊娠してからあまり外出できず、せっかくの紅葉シーズンなのにどこにも行っていない…。
去年は寺社仏閣に加えて城巡りや登山などなど思いっきり秋を楽しんだのになあ…と思うと何だか悲しくなってきました。
そこで、急きょ思い立って叡福寺へ行ってきました。
大阪の田舎にあるお寺です。
何が有名かというと、教科書などで誰もが見たことのある聖徳太子のお墓があるのです。
叡福寺があるのは大阪府太子町。まさに聖徳太子ゆかりの町です。
バス停など、いたるところに聖徳太子が出没。
可愛いです。
叡福寺の山門はこちら。
聖徳廟と書かれていますね。
建立は724年、聖武天皇が聖徳太子のお墓を守るための寺として作らせたそうです。
ご本尊は如意輪観世音菩薩様です。
今日はお堂の外から拝観しましたが、ホームページを見ると200円で中まで入れたのだろうか…?謎です。
境内を奥へ進むと聖徳太子の廟所(太子廟)があります。
こちらの御廟ですが、横から見ると屋根が3つ重なっている珍しい造りをしています。
これは聖徳太子と、その生母穴穂部間人(あなほべはしひと)皇后と、太子夫人の膳部菩岐々美郎女(かしわでのほききみのいらつめ)が一緒に埋葬されているからで「三骨一廟」と呼ぶそうです。
ちなみにこちらの叡福寺は織田信長の戦に巻き込まれて焼けてしまったのを、豊臣秀頼によって再建されたそうです。
今、大河ドラマ・真田丸で頑張ってる秀頼様ですよ。色々と慈善事業をされていたので、関西の民からは慕われていたそうですね。
叡福寺の向かいにある西方院にも参拝しました。
こちらは聖徳太子の死後、三人の侍女が出家して創建したそうです。
聖徳太子作の阿弥陀如来像を本尊として遺髪を納めたと伝わっていて、日本最古の尼寺とも言われています。(※諸説あります)
こちらが本堂です。
写経イベントが行われているみたいでした。
久々にお寺を拝観してスッキリしました。
お寺や神社に行ったときは、いつも家族が健康で幸せになるように、そのために自分は色んな努力をします、と心の中でお祈りするようにしています。
なるべく思いやり持って生活することで、身近な人の助けになりたい。常々心がけていることを改めて確認する、という自己流の気分転換です。
日ごろからあまり怒らないように、穏やかな気持ちでいるようにしていますが、お寺や神社に行くとさらに肩の力が抜ける気がします。
昔は怒りっぽい性格だったんですけどね、毎日疲れるのでやめました(笑)。
最後に、自慢の御朱印帳をご紹介します。
この六文銭の御朱印帳は、長野県の長国寺で購入しました。真田家の菩提寺で、大河ドラマで活躍中の信之お兄ちゃんの立派な霊屋があります。
昨年お参りしてめちゃくちゃ感動しましたので、また記事にしたいと思います。
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