みなさんこんにちは。元旅行会社社員のリュウジです。
先日よりはてなブログの注目ブログに取り上げていただいたようで本当にありがとうございます。
引き続き旅行についての面白い記事を書いていきたいと思います。
さて本題ですが今回は旅行の仕事と言われると真っ先に思い浮かぶであろう添乗員さんの仕事について紹介していこうと思います。
なお添乗員は別名ツアーコンダクターとも言いますが、この文章では添乗員で統一します。
添乗員の仕事内容
添乗員の仕事内容はお客さんが楽しく旅行を楽しめるようにするサポート係です。
その業務は多岐に渡りお出迎えからホテルのチェックイン、話し相手やクレーム対応まで非常に様々です。
またツアーによっては旅行会社が提携しているお土産物屋さんに寄ったりするので、その時に購入を促したりするのも大切な仕事です。
添乗員になるためには
添乗員になるためには資格が必要で座学と実地研修が必要です。
多くの人は旅行会社に入社してその業務で添乗員をやるか、添乗員の派遣会社に登録して添乗員になるかのパターンなのですがその場合は会社が資格を取るサポートをしてくれます。
試験自体は難易度は高くなく慢性的な人材不足に悩まされている職種でもありますので添乗員になること自体は比較的簡単です。
ちなみに添乗員の派遣会社というのはあまり知られていませんが、実は結構あります。旅行綜研さんとかが一例で未経験者でも研修から就職までしっかりサポートしてくれるので、添乗員に興味がある人にはおすすめです。
添乗員の給料
添乗員の給料ですが、旅行会社の社員の場合と派遣会社にいる場合では大きく異なります。
旅行会社の場合は決められている給料にプラスして添乗手当がつく会社も多いので、多少ではありますが給料がプラスになります。添乗員をする機会が多い会社としてはクラブツーリズムやユーラシア旅行社なんかが有名です。ちなみにユーラシア旅行社は社員50人前後の会社ですが平均給与が568万7395円と旅行会社の中では高いですが、1年の半分ほどは添乗で海外にいるという生活になります。
一方で添乗員の派遣会社の場合は日給制で日給8,000円~12,000円くらいが相場です。日給制のため旅行のピークシーズンである夏場はそこそこ稼げますが、閑散期は少し給料が落ちるという波のある仕事でもあります。
添乗員ってぶっちゃけどうなの?
私は旅行会社時代に添乗員を経験することはなかったのですが、添乗員を経験してきた先輩の話を聞くと人間臭い仕事だなというのが私の感想です。
添乗員として旅行に同行すると立場はお客さんよりも下になるため、お客さんによっては理不尽なことを言われたりクレームに当たったりします。
そのため現地での対処方法などは他のサービス業と比較しても対応力が身に付く一方で疲れがたまる仕事です。
しかしお客さんと長い時間接することになるため、お客さんと仲良くなったり感謝されたりするというプラスの側面もあります。
合わない人も多く離職率も高いですが、中には○○さんと行くツアーというような添乗員指名のツアーが即完売するほど人気の添乗員さんもいるという合う合わないが極端に出る仕事だと思います。
以上が添乗員さんについての紹介になります。
合う合わないが激しい仕事だと思いますが、非常にやりがいがあり楽しい仕事であることは間違いないと思います。旅行綜研さんとかでも登録説明会からスタートしますので、添乗員に興味がある人はまず話を聞いてみるところからスタートしてみましょう!