コロンビア旅客機墜落 サッカー選手ら犠牲者の遺体 母国へ

コロンビア旅客機墜落 サッカー選手ら犠牲者の遺体 母国へ
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南米コロンビアで、ブラジルのプロサッカーチームの選手らを乗せた旅客機が墜落した事故で、犠牲となった71人の遺体が母国への帰国の途につきました。ブラジルでは市民も参加する葬儀の準備が進められています。
先月28日、ブラジル1部リーグのプロサッカーチーム「シャペコエンセ」の選手などを乗せた旅客機がコロンビア中部の山岳地帯に墜落し、71人が死亡、6人が救助されて病院に運ばれました。

コロンビア当局は犠牲者の身元の確認を終え、71人の遺体は2日夕方、チームの本拠地のブラジル南部のシャペコや乗員の母国のボリビアなどに向け帰国の途につきました。

犠牲者のなかには、かつて日本のJリーグのヴィッセル神戸で監督を務めたカイオジュニオール監督や、セレッソ大阪やジェフ千葉でプレーしたケンペス選手など、日本で活躍した選手たちも含まれていました。

このうちシャペコでは3日朝に遺体が到着しだい、チームの本拠地のスタジアムに運ばれファンや市民も参加して葬儀が行われる予定で、現地では準備が進められています。