伊藤稔
2016年12月3日03時00分
3案が検討されている北陸新幹線大阪延伸ルートについて、自民県連の福村章会長と同福井県連の山本拓会長が2日、金沢市内で会談し、両県連が支持ルートを1本に絞りこむよう協力することで合意した。石川県議会は「米原」案、福井県議会は「小浜・京都」案を求める決議を可決している。福村会長は会談後、一定の条件が整えば「小浜・京都」案の支持に転じることを示唆した。
県内では、金沢経済同友会が「小浜・京都」案を支持するなど足並みがそろっていない。この日の会談では、京都開通までのスケジュール提示と中京圏へのアクセスの確保を党本部に求めることで一致。来週早々にも両県連が二階俊博幹事長らを訪ねて要望するという。
福村会長は「『小浜・京都』が『米原』と変わらないぐらい早く出来るなら、考える余地は十分ある」と述べた。(伊藤稔)
トップニュース
新着ニュース
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞官邸クラブ