別の農場でも鳥インフル確認 青森市、4800羽処分へ

2016年12月2日21時41分
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 青森市の農場で高病原性鳥インフルエンザに感染したアヒル(フランス鴨〈かも〉)が見つかった問題で、青森県は2日、この農場から約350メートル離れた別の農場のアヒルも高病原性鳥インフルと判断したと発表した。同農場で飼育する約4800羽すべてを殺処分する。
 県によると、2日午前10時ごろ、農場経営者から「5羽が死んで、他のアヒルも衰弱している」と県に連絡があった。簡易検査の結果、死んだ3羽を含む計4羽から鳥インフルエンザの陽性反応が出たという。
 ふたつの農場は経営者が同じで、エサの仕入れ先も一緒。農林水産省は、同じエサ運搬車両が出入りしていたとの県からの情報も踏まえ、高病原性の可能性が高いと判断。遺伝子検査を待たずに処分を決めた。
 また同省は2日、新潟県上越市養鶏場のニワトリから検出されたウイルスについて、H5N6亜型だったと発表した。新潟県関川村と青森市の一つ目の農場のほか、国内各地の野鳥の死骸などから検出されているものと同じ型。渡り鳥によって国内に持ち込まれ、感染が広がっているとみられる。計約54万羽を殺処分する新潟県では、関川村の養鶏場で約31万羽の殺処分を終了。上越市での殺処分を急いでいる。
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