蹴球探訪
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【スポーツ】[バドミントン]リオ銅メダリストの奥原 涙の途中棄権2016年12月2日 紙面から
◇全日本総合選手権バドミントンの全日本総合選手権第3日は1日、東京・代々木第二体育館で各種目の2回戦を行い、リオデジャネイロ五輪女子シングルス銅メダルの奥原希望(日本ユニシス)は右肩痛により第2ゲームの途中で棄権。大会2連覇とならず、悔し涙を流した。リオ五輪女子シングルス代表の山口茜(再春館製薬所)は2−0で、同女子ダブルス金メダルの高橋礼華、松友美佐紀組(ともに日本ユニシス)も2−0のストレート勝ちで準々決勝に進んだ。 右肩痛を抱えながら強行出場した奥原は第1ゲームを23−25で落とし、第2ゲームも2−11と劣勢。この直後の休憩時に日本ユニシス女子チームの小宮山元(はじめ)監督から途中棄権を促され、大粒の悔し涙を流しながらコートを去った。 「もともと正直出られる状況ではなかった。強打をしないという条件付きで出場させたが、これ以上悪化させられないので自分からストップさせた」と同監督。9月のヨネックス・オープンで右肩痛を悪化させた奥原は「全日本総合は日本の一番を決める格式のある大会で特別の舞台。最後まで戦いたかったし、棄権という形で終わったのはすごく悔しいし残念」と再び涙に暮れた。 年内の大会を失意のうちに終えた奥原は今後、右肩の精密検査も念頭に入れながら治療に専念。しかし、来年の2月末にはドイツ・オープンが開幕する。奥原は「2月の大会に、もし出られるという立場にあれば、そこには間に合わせたい」と早期復帰を目指す一方、「どうなるか分からないというのが正直なところ」と完治に不安ものぞかせた。 けがが長引くようであれば、4年後の東京五輪に向けた強化も再考を余儀なくされる。 (千葉亨) PR情報
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