カズ＆ゴンが５０歳で迎える来季に向け抱負　スタメン＆ゴール狙う

　サッカー元日本代表のカズこと、ＦＷ三浦知良（４９）＝横浜ＦＣ＝と、ゴンこと、同ＦＷ中山雅史（４９）＝ＪＦＬ沼津＝が１日、東京都内で行われたプーマの新スパイク発表イベントに登場。来季、ともに５０歳を迎える“レジェンド”が誓いを立てた。

　師走に入ったこともあり、５０歳という節目を迎える来年に話が及ぶと、カズは「節目って何回目だろうね…。２０歳の時も、３０歳の時も聞かれたよ」と苦笑いしながらも、「頑張りたいね。試合にスタメンで出て、ゴールを決められたらいい。今はそれが自分の身近な目標だね」と意気込みを示した。

　ゴンは昨年９月に沼津に加入したが、公式戦出場はない。チームがＪ３に参入する来季へ向けて「どういう形になるか分からないが、僕自身の挑戦を続けたい。やるからにはとことん。その中でチームの役に立ちたい」と力強く語った。

　また、この日発表された流行語大賞で日本代表ＤＦ長友の「アモーレ」がトップ１０入りしたことを伝えられると、カズは「長友には言っておいたんですけど、僕が先に使っていたんですけどね…」と“元祖”のプライドものぞかせた。

　トークセッションでは絶妙な掛け合いを披露して会場を沸かせるなど、レジェンド２トップはまだまだ健在だ。　（松落大樹）

　三浦知は１５歳でＪ３にデビューしたＵ−１９日本代表のＦＷ久保建英（たけふさ）＝ＦＣ東京Ｕ−１８＝についても触れ、「スター性がある。（年齢が）上とやるのは大変と思うが、技術もある。ステップアップしてほしい」と期待を込めて語った。