どうも、星川(@Soh_RundabanSP)です。
先日、長野県は上諏訪にある『リビルディングセンタージャパン』に行ってきました!
リビルディングセンタージャパン(通称リビセン)とは?
ReBuild New Cultureをコンセプトに廃材に新たな価値を見出し、再利用することで地域資源・経済の循環を促す取り組み。
ReBuilding Centerはアメリカ・オレゴン州・ポートランドにある建築廃材のリサイクルセンター。ReBuilding Center JAPANは本国より公式認可取得済み。
古い家から出た廃材や古材、古道具を再利用することを目的に設立されました。
いわば「建築建材のリサイクルショップ」です。
ただ実際に足を運んでみると、その範疇に収まらないものがあるなぁと感じました。
テーマは「ReBuild New Culture」!
リビセンは理念として「ReBuild New Culture」を掲げています。
「一度世の中から見捨てられたモノの中から新たな価値を見出し、もう一度世の中に送り出す」ことを大切にしているそうです。
一度世の中から見捨てられた…。
それはヒトも同じではないでしょうか?
今の世の中はモノもヒトも変わりがきく、使い捨てのような扱いをうけることが多いと感じます。
そもそも、なぜリビセンは面倒な古材のレスキュー(古材を改修すること)をするのでしょうか?
ぼくは究極的な理由として、「やさしさ」があるからだと思います。
古材につまったヒトの想いや、モノが本来もつ機能や利便性。
それらをないがしろにせず、大切にする。
それはやさしさ以外の何物でもない気がします。
そんな「やさしさ」に惹かれて、多くの人がリビセンに集まっているのではないでしょうか?
リビセンはオープンに際し、クラウドファンディングを実施しました。
結果は目標の300万円を超えて、540万円の資金調達を達成!
さらにボランティアとして本当に多くの人がリビセンの施工を手伝いに来たそうです。
お金を出して、さらにタダ働きもしちゃう。
しかしみんな一様に生気を取り戻したように元気になって帰っていく。
それはやっぱり「やさしさ」を感じたからだと思います。
モノを大切にする人はヒトも大切にする人。
ぼくはリビセンが「Re Build」した「New Culture」の中でなら生きていいける…。
っというかそんな世界で生きていきたい。
実際にリビセンに訪れてみるとそんな風に思いました。
デザインは世界をより良いものにできる
で、ここまで理屈っぽく理念的なことを語ってきましたが、もちろんリビセンの魅力はそれだけではありません。
やっぱり圧倒的にカッコいい代表の東野さんのデザイン力!
デザインはパッと視覚で感じるものなので、理屈抜きで人を引き付けます。
ぼくもmedicala(東野さん夫婦のユニット)のデザインと仕事に魅了された1人です。
そんなわけでここからは撮ってきた写真をドドンと紹介します。
とっても気持ちの良い空間なんですよ~。
外観。
雑居ビルかと思いきや、急激にオシャレな雰囲気を醸し出します。
入口からむかって左側に廃材スペース。
色んなところからレスキューされたきた廃材がズラっとならんでますな~。
値段も書かれていて、「へ~、床板ってこんな値段なんだ」とか新鮮な感覚にとらわれます。
で、カッコいいのがココ。
見て見て!
ね?オシャレでしょ?
リビルディングセンタージャパンは本家アメリカのリビセンにはないカフェスペースがあります。
気軽に廃材や古材に興味を持てるようにという配慮だそうです。
カレーとコーヒーが名物ですよ!
カフェにおいてある冊子にはリビセンができていくストーリーが写真で記録されています。
いい顔の人たちがたくさん写っていたな~。
これがぺチカストーブ!
東野さんが薪をくべています(笑)
お話させてもらいましたが、とっても気さくで優しい方でした!
この階段下のスペースの雰囲気よかったなぁ…。
結局、席を3回動いてリビセンカフェを満喫しました(笑)
カフェなので軽いスウィーツもありました。
次いったら食べます!
では1階のカフェを後にして、階段を上がっていきしょ~。
う~む、いちいち絵になるなぁ。
二階は古道具のスペースになっています!
コレをあーしたら…?
アレをこーしたら…?
自分の将来の理想の家を考えながら、古道具を眺めると妄想ひろがります。
お泊りはマスヤゲストハウスで!
と、あんまり見せちゃうとネタバレな気がするのでここまで!
興味をもった方はぜひ実際に足を運んでみて下さい。
リビルディングセンタージャパンは上諏訪の駅から歩いて10分ほどの近いところにあります。
東京から上諏訪までは高速バスで3時間、片道3000円ほど。
特急あずさだと2時間半ほどでついちゃいます!
隣の下諏訪にはmedicalaが手がけたマスヤゲストハウスもあるので、ぜひ泊まってみて下さい!
関連記事:下諏訪のマスヤゲストハウスの魅力とは?多くの宿泊者の感想は「日本一のゲストハウス!」
リビセン⇒マスヤゲストハウスのコースだと「なるほど~、あの廃材・古材がこんな風に生き返るのかぁ」といった感動があります。
1泊3000円程度とリーズナブルですし、超おすすめのコースです。
特に普段の生活でやさしさに触れ合えず悲しい思いをしている人におすすめです(笑)
それでは!
ところで俺、まちがってねぇよな?