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【野口裕之の軍事情勢】
北朝鮮の細胞に無政府状態にされていく韓国 反日で従北で親中事大主義の国がまたも日本に国難をもたらす!
北ベトナムの「平和攻勢」に学ぶ北朝鮮
朴大統領を引きずり下ろそうとしている政界・民間人の一部は「進歩的リベラル」のニセ看板を掲げ、「選挙を通した政権交代」を装うが、実体は北朝鮮の朝鮮労働党と呼応し朝鮮半島統一を目論む《従北勢力》に属する公然部隊だ。従北勢力の非公然部隊の方は隙あらば、朝鮮労働党や朝鮮人民軍の工作員・特殊作戦部隊と合流して暴力革命による政権打倒を狙っている。
その朝鮮労働党は5月、36年ぶりに開かれた第7次党大会で、米国を「核保有国」宣言で脅迫しつつ、朝鮮戦争(1950年~)休戦協定(1953年)の「平和協定」への転換と、協定締結後の在韓米軍撤退を求めた。ベトナム戦争(1960~75年)において、北ベトナムが南ベトナムを地球上より消し去った過程にそっくりではないか。
米国は北ベトナムとの間で1973年に和平協定を結び、南ベトナムから軍を撤退させた。すると、2年3カ月後に南ベトナムの首都サイゴン(現ホーチミン)は北ベトナムに占領され、ほどなく一党独裁の共産主義国家へと吸収された。大規模な反戦デモが米国内で吹き荒れ、米国の政府・世論は継戦に嫌気がさしてもいた。
南ベトナム国内には、北ベトナム工作員に取り込まれた政治家や官僚、宗教指導者や軍人が5万人も暗躍していたとする分析があるが、韓国でも同種の事態が起きている。
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