江西省南昌市では11月20日、第1回「南昌国際マラソン」が開催され、多くの参加者が「南昌八一大橋」を渡った。この橋は架け替えを経て、現在のものは1997年から使われている(中国新聞社)【拡大】
そんな中、道路設計などを手掛ける中交公路規劃設計院が開発した浙江省舟山市にある西●門(さいこうもん)大橋・金塘大橋の安全モニタリング総合管理システムは国内初のモニタリング、巡回検査、メンテナンス、技術管理を同時に行えるシステムで、09年12月の両大橋の開通と同時に運用が開始されている。
このほか、橋の建設を行う中鉄大橋局集団は、橋の長寿を支えるための“橋の病院”を設立。主塔の間の距離が460メートル超の橋には300カ所以上のモニタリングポイントを設置し、過積載や速度違反などが行われた場所を正確に感知、警告を表示できる遠隔システムのほか、問題を初期段階で発見し、クラウドを使ってメンテナンスの“処方”を提示することが可能となっている。(上海支局)
●=土へんに候のにんべんの右の縦棒を取る