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 韓国の最大野党「共に民主党」の安民錫(アンミンソク)議員が11月末、無許可で米テキサス州・サンアントニオの米軍基地に入り込み、退去処分を受けた。安氏は、2014年4月の旅客船セウォル号事故の当日に大統領府で勤務していた韓国軍看護官と面会しようとしたという。

 韓国のメディアや野党は、事故当日の朴槿恵(パククネ)大統領の行動がはっきりしないとして「空白の7時間」と呼んで批判してきた。最近は、支援者のチェ・スンシル被告との関係をめぐる疑惑と結びつけて追及。「密会」「整形手術」など様々なうわさが浮上し、大統領府が否定していた。

 このため、看護官が朴氏の行動を知っていたのではないかという指摘があり、看護官探しが過熱している。看護官はサンアントニオの米軍基地に研修生として滞在していたが、韓国国防省は所在を明らかにしていなかった。

 安氏は、看護官に直接面会する…

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