佐藤常敬
2016年12月2日23時03分
滋賀・野洲高校の教諭でサッカー部総監督(53)が監督時代の昨冬、全国大会出場のための遠征先で、酔った状態で部員の生徒に暴力をふるっていたことが、滋賀県教委への取材で分かった。県教委は3月24日付で厳重文書訓告としていた。
県教委によると、昨年12月28日、教諭は第94回全国高校サッカー選手権大会に県代表として出場するために宿泊していた東京都内の宿舎で、飲酒した状態で生徒1人の頭を手でたたき、別の生徒1人の足を蹴ったという。「酔っ払ってやってしまった。申し訳ない」と話しているという。
教諭は監督を一度辞めたが、6月から生徒を直接指導しない総監督を務めている。同校サッカー部は、この教諭のもとで第84回大会で優勝。今月末から始まる第95回大会にも県代表として出場する。(佐藤常敬)
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