「私に、この仕事をやり遂げられるでしょうか?」
「私は、これから成長できるでしょうか?」
自分の心の中に不安が積もり積もって、上司や先輩にこのような質問をしてしまう人がいます。聞きたくなる気持ちは、すごくよくわかります。誰だって不安なときこそ、「大丈夫だよ!」と言ってもらいたいものですから。
でも、厳しい言い方をすると、その質問をしてもしなくても、“結局やることは変わらない”ので、聞く意味がありません。むしろ、“逆にマイナスなってしまうことがある”ので、やめたほうがいいというのが、私の考えです。
どういうことか?
少しメンタルが弱っているときに「やり遂げられるよ!」と言われたら、やる気や自信は出てきますが、実は心のどこかで“安心してしまい、気が緩む”ことがあるのです。それが結果的に仕事のクオリティを下げることにつながることがある…。反対に「まあ、そんなに簡単じゃないとは思うよ…」などと言われてしまったら、不安はさらに大きくなり、テンションもガクッと下がり、仕事へのやる気も失い、結果的にクオリティは当然下がる…。
そう、どんな回答をもらっても、いいことがないのです。
だから、聞いても聞かなくても、「自分のやることは変わらない」質問なら、グッとこらえたほうがいい。だったら、不安を心の中に閉まって、「やり遂げられたら、メシでも奢ってくださいね!」と自分の思考をポジティブに持っていったり、「必ずやり遂げて見せますが、ここは気を付けたほうがいいというアドバイスがあれば、ぜひお願いします!」と、具体的なアドバイスをもらったほうがいいのです。
最後にもう1度書きますが、ただ不安を解消するための質問はやめること。
仕事のクオリティを下げ、自分の可能性を狭めてしまうだけでなく、周囲の人からの信頼を失うこともあるからです。
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ついにラスト!
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「面浮立」←これ、何と読むかわかりますか?