米メジャーリーグ、ピッツバーグ・パイレーツで活躍している姜正浩(カン・ジョンホ)内野手(29)が、ソウル市江南で飲酒運転事故を起こした。姜正浩は事故現場から逃走したが、警察に捕まった。
ソウル・江南警察署は2日、姜正浩を道路交通法違反(飲酒運転、物被逃走)容疑で書類送検したと発表した。
姜正浩は2日午前2時48分ごろ、酒に酔った状態で車を運転し、ソウル市江南区三成洞のグランド・インターコンチネンタルホテル付近のバイパス道路で前にいた車やガードレールと相次いで衝突した後、逃走した疑いが持たれている。当時、姜正浩の血中アルコール濃度は免停レベルの0.084%だった。なお、事故による人命被害はなかった。
姜正浩は警察署に出頭して取り調べを受け、現在は帰宅している。警察は、事故の正確な経緯を調べている。
姜正浩は今年7月、米国で性的暴行の疑いをかけられ警察の取り調べを受けた。姜正浩は当時、GPS(衛星利用測位システム)の位置情報を活用したデートアプリで会った23歳の女性を、シカゴ・カブスとの試合終了後にホテルへ呼び、性的暴行を加えた疑いで告訴されていた。
姜正浩は2014年のシーズン終了後、韓国の野手としては初めてポスティングシステム(非公開競争入札)でメジャーリーグ入りを果たした人物だ。