2016年12月3日 日干支【己未】（つちののひつじ）
不昧（まい）とは暗くしない。
つまり、
明らかにする。
と読み解けます。
未は眛に通じます。
己の意義
己は（つつのと・き）と読みます。
陰土星で魅力・引力本能を待ちます。
自然にあっては田園、平地、農地を表します。
人が生活する為に必要なすべてを併せ持つことを意味し、
木・火・土・金・水を包括する存在する存在とも言えます。
四気・四季を調整する。
とも読み解けます。
また、
己は、ひん曲がった形をしていますよね。
これは、
糸がかたまった様を表す象形文字です。
すなわち、
糸のもつれを伸ばし紀律を正す。
道筋を通すべきである。
と読み解けます。
未の意義
陰土性（己土）です。
季節は夏の土用で7月を表します。
魅力・引力本能を持ちます。
夏の土用ですから、
豊穣と財産を、
土性の気質、忍耐強さ（季節と季節を繋ぐ役目）。
を意味します。
字の形から読み解くと、
木に一が被さっている様を表していて、
枝葉が繁茂しすぎている状態、
つまり、暗（眛）くなっている事を意味し、
未を眛”くらい”とも読みます。
つまり、
枝・葉が増える事で、
より暗中になる事を避けるべきであり、
物事の本質を見失う事に注意する事。
枝葉末節な論議は避けるべき。
と読み解けます。
己未の意義
己は紀を省略した形であり、
昨日の戊の陰・陽互いに繁茂したことによる混沌を解消して、
筋を通すことを意味し、
未も木の枝葉が繁茂し見通しが眛（暗）くなる。
ことを意味してることから、
合わせて読み解くと、
物事の筋を通して、曖昧さ眛（暗）さを排除して明るさを大事に、公明正大にやらなければならない。
となります。
最後に
曖昧にしてきたこと、
臭いものに蓋をしてきたこと、
見栄、嫉妬、足の引っ張り合い等、
そういった陰険さ、
筋の通らないダークなものを、
一切を明らかにし、
浄化し、
（個人なら自己開示・浄化）
気分一新、
明るく、
正々堂々と再スタートする
そんな感じでしょうか？！
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