こんばんは。長い長い陰性症状、休息期(無気力や感情の平板化など、マイナス方向に調子が悪い)から回復しかけのくるんちゅです。
統合失調症は一般に
「なんとなく何かが起こりそうな嫌な予感がする段階(前兆期)」
→「周りから見ても大変とわかる激しい症状が出る段階(急性期)」
→「エネルギーを使い果たし活動が鈍くなる段階(休息期、消耗期)」
→「意欲や関心が回復し始め、復帰を遂げようとしている段階(回復期)」
という経過をたどることが多いとされていますが、わたしは今、回復期に差し掛かっている状態なんだそうです。
そこで、今日は「回復しかけた統合失調症、何が辛いの?当事者目線でやさしく説明しよう」というコンセプトの記事を書こうと思います。
わたしは当事者であって専門家ではないので、難しいおはなしは、ないです(^^)
そして、当事者のご家族やご友人の方に向けて、当事者目線で「こういう対応をするとお互い気持ち良く生活できるかも?」というコツもちょこっと、書いています。
それと、この記事はわたし個人の経験に基づいて書かれていますので、誰もが同じ経過をたどったり同じ苦しみを抱いているわけではないことを付け加えておきます。
では、どうぞ。
1.言いたいことがまとまらない
これは一番困っていることです(@@)
何か話そうとすると、余計な記憶や単語が頭の中に浮かんできたり、逆に何も浮かばなかったりして何を言おうとしていたのかわからなくなってとんちんかんな答え方になってしまったり、話が飛んだりしてしまいがちです。軽い連合弛緩のような状態とでも言えば良いでしょうか。
↓連合弛緩についての詳しい記事はこちらです↓
そして、相手に「?」って思われてるかも!と余計焦ってしまってさらに言葉がめちゃくちゃになってしまうのです。
当然、言葉のキャッチボールもうまくいかないことが多いです。
なので、もし統合失調症のこの症状が出ている人とお話しするときは、単語は発することができても言葉の接続がおかしいというわけなのですから、「単語だけをピックアップしてあとは自分の中で繋げて言いたいことを読む、拾う、意訳する」ようにすると何を言いたいのか聞き取りやすいです。
さらに、「こういうこと?」とさりげなく聞き返すと、イエスかノーかで答えることができるので、意思疎通しやすいです。
2、症状にまだ波がある
人間誰しも調子の悪い時はありますが、回復期はかなり元気に見えても本人の中に焦りがあったりで元気に見せてしまっていたり、陰性症状や陽性症状の軽いぶり返しがあったり、細かい症状の波や複雑な原因が絡まり合う謎の体調不良などがあってとてもデリケートな時期です。
まず、薬はしっかり飲んでいるか?ということを自分に問いかけたり、家族などが問いかけたりすることがとても大事です。
この時期は繊細な薬の調節が必要ですから、薬はちゃんと言われた通りに飲み、飲み心地などをしっかり医師に伝えて適切な薬の量を探り当てそれを維持することが重要です。
食事や睡眠をしっかりとれているか?も、重要です。自分でとれていると思っても意外と眠れていないことなどは、よくあることだったりします。
複雑な原因が絡み合う体調不良や症状の波ですから、一つずつ原因を探して潰していくより全体の調子を底上げして対処するイメージの方が簡単で効果が出やすいように思います。
何事も基礎が重要とよく言いますが、確かにベースとして「薬を適切に利用し栄養をたっぷりとってよく寝た体」があると、精神的にも随分と違います。
無理は禁物、と自分に言い聞かせるようにしながら、わたしもまだ一番良い方法を探っている途中です^^
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一番困っているのはこの二つの症状でしょうか。
また思いついたら随時追加していきます。
ではでは、だんなさんも帰ってくることですし、ゆったり過ごすことにします。
マタネ(^0^)ノ〜♪
↓統合失調症関連の過去記事はこちらです↓